スタンが描く”スタニマル”。Stan Draws a picture of “Stanimal”.


ツイッターでsuzumemochiさんがツイートされてたスタン・ワウリンカが描いたかわいいネコの絵。気になって元の動画を探してみると

ネコだと思っていたものは実は…

 

 

スタン・ワウリンカに来てもらっています。

スタン、あなたには100万人近いのフォロワーがいますね。

 

スタン:もうすこし。まだ届いてはないよ。

 

全豪オープンのアカウントはあと48000人で100万人に届きます。

次の5分で100万人のフォロワーを目指したいと思います。

 

スタン:(苦笑い)

 

きっとできますよ!

あなたのタトゥーにちなんだゲームをしてフォロワー増加を狙いたいと思います。

ところで、あなたのタトゥー、大好きです。アイルランドの詩人の言葉ですよね。

“Ever tried. Ever failed. No matter. Try Again. Fail again. Fail better.”

(何度挑戦し、何度失敗したとしても、もう一度挑戦しよう。また失敗すればいい。前より上手く失敗すればいい。)

にちなんでFail(失敗、出来損ない)とFail better(上手くやる)ゲームをします。

 

スタン:でも僕は失敗したくはないよ。

 

わかります。ゲームの中だけですよ。

では、Failの札を持ったカンガルーとFail better の札を持ったコアラを持ってください。

もし、上手くやってることだとしたらFail betterをあげて、もし上手くやれてないことだったらFailをあげてください。

 

スタン:オーケー。

 

「クッキング」。

 

スタン:(Fail Betterをあげる)

 

料理できるんですね。得意料理は?

 

スタン:なんでも作れるよ

 

彼はなんでも作れるそうです

「ホテルの部屋をきれいに保つ」

 

スタン:え~と、こっち。(Fail Better

 

きれいにしてるそうです。

「時間を守る」

 

スタン:(Fail Better)もちろん。スイス人だからね。

 

そうよね、それはそうです。

「朝スヌーズボタンを何度も押す」

よくしますか?

 

スタン:Fail)そうだね。

 

やっとひとつ出ましたね。

「飛行機の中での睡眠」眠れますか?

 

スタン:簡単。(Fail better

 

オーケー。

「メールへの返信」

 

スタン:(Fail)

みんなごめんね~

 

2つ目ですね。

 「ツアー中もニュースや時事問題についていっている」

 

スタン:(Fail better)そうだね。

 

「ツアー中、両親に電話する」

 

スタン:(Fail

ゴメンネ~、でも今回は両親もここに来てるよ。ふだんはFailだけど。

 

改善したいとは思ってますか?

 

スタン:もちろん。

僕は32歳だよ、改善できるさ

 

「フロッシング」

 

スタン:フロッシング?

 

歯のフロッシング(ジェスチャー)

 

スタン:ああ。(Fail better

 

彼はほぼ完ぺきです。

 

スタン:にはほど遠いよ

 

次のチャレンジに移ります。

とても難しいから失敗(Fail)しちゃうかもしれませんよ

 

スタン:何かな。(紙を開く)“お絵かきチャレンジ”

 

お絵かきチャレンジですね

かなり難しいですけど、あなたならできると思います。

絵を描いてもらいます。

いつもは選手たちに自分の似顔絵を描いてもらうのですが、

あなたはスタニマルとして知られていますよね。

だからスタニマルがどういうものか、描いていただきたいのです。

 

スタン:(笑う)

 

頭はあなたで、体は動物。簡単ですよね。

 

スタン:オーケー。簡単だ。

ここに置いていい?

 

もちろんです。

実はこれはコンテストでもあるんです。

なかなかいいスタートですね。

描きながらスタニマルがどういうものか説明もしてください。

 

スタン:(笑う)

これはスタニマルじゃないな、Fail(出来損ない)スタニマルだ。

 

誰もすべてにおいて完璧というわけにはいかないですからね。

ご両親もいらっしゃることですし、これが終わったらアートレッスンを受けたほうがいいと言われるかもしれませんよ

いいですね、なかなか。体は?

 

スタン:頭だけで十分さ。頭脳戦だからね。

 

あと、サインもしてください。

悪くはない出来です。

練習に戻る前にもうひとつ。

あなたの名前にちなんで色々な見出しがつけられることがありますよね。

どう思うか教えてください。

よい見出しだと思うか、改善の余地があるか。


Stand and Deliver (止まれ!有り金、全部おいていけ)

 

スタン:いいと思う。3セットマッチとかで上手くやった時にはいいね。

 

WOW RINKA

 

スタン:まあ、悪くはないかな。言葉遊びだからね。

 

The Stanimal

 

スタン:これはいいよ。ロジャーが言ったんだからいいに決まってる。

 

そうですよね、ロジャー・フェデラーがくれたニックネームですものね。

Stand By

 

あんまり・・・スタンバイ状態ではいたくないかな

 

スタンバイ状態ではないですよね。

Fan-StanTic (ファンタスティックのもじり)

 

これは好きかな。

 

Stan Sational (センセーショナルのもじり)

 

あんまり好きじゃないかな。

 

ジャーナリストさん、改善の余地ありですよ。

最後にStan The Man。あなたのTシャツにもありますね。お気に入りですか?

 

スタン:定番だね。いいよね。

 

スタン、どうもありがとうございました。(絵も見せてください)

スタニマル、芸術作品ですよね!絵が気に入ったらスタンのツイッターも忘れずにフォローしてくださいね。

 

スタン:僕も、もっと描くよ。

 

彼も意欲満々です。

****

おまけでもうひとつ。

 

スタン: 僕はたくさんの動物がいる農場で育ったから、動物が大好きだよ。

ヨーロッパだったからここにいるような動物とは違うけど、見てるだけでも楽しいよね。

コアラ、カンガルー、それにヘビもここにはいるね。

ヘビはそんなに好きじゃないけど見てる分にはおもしろいよ。

ペンギンはとってもフレンドリーだね。とても楽しいよ。

 

 

 

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『ラ・ラ・ランド』のエンディングに関してデイミアン・チャゼル監督が語る


夢のようなハッピーエンドを想像させる予告編や話題のためか、「ラ・ラ・ランド」のエンディングに関してはいろいろな意見があるようですね。

私も完全なるハッピーエンドで終わるものと思っていたので、あのエンディングには驚いた1人でした。

しばらく自分なりにエンディングに関して考えていましたが、

『セッション』では夢の達成のためにそこまですべてを捨てる意味があるのか、という疑問を観客に問いかけてきたチャゼル監督でしたので、きっとあのラスト約10分のセバスチャンとミアがそのまま一緒にいたなら、という映像は、夢を追いながらも、大切な人と共に歩む事もできるんだよ、という『セッション』から一歩進んだメッセージだったのでは、と考えてました。そんなメッセージだったとしたら素敵だな、と思っていました。

 

回答を探すべく、ネットで検索してみるとCNNのインタビューにチャゼル監督からの答えがありました。チャゼル監督は次のように語っています。

 「今までに作られたラブストーリーの傑作とされる映画の多くが“そして二人は幸せに暮らしましたとさ”で終わっていないのには理由があると思うんだ。

愛について語るとき、愛自体が主人公の二人よりも大きな存在でなければいけないと僕は思う。二人が一緒にいるいないには関係なく、愛はまるで3番目の登場人物のようにそこあり続けるんだ。現実とは全く別の次元でね。主人公の二人の関係が終わってしまったとしても、愛はそこに永遠に存在するということ。僕はそれが美しいと思う。」

 

結局のところ、私が想像していたようなメッセージ、というよりは監督の考える美しい愛をエンディングは表していたようですね。

 

もう一つ、紹介したい動画があります。

この監督へのインタビューによると、あのラスト約10分の映像は本編の撮影とともに、場面ごとに撮影していったそうです。

「本編を撮影し、ファンタジーバージョンを撮影する、という楽しいプロセスだったよ。全員再度集まって、同じ場面だけどすべてがうまくいくバージョンを撮ったんだ。」

 また、冒頭の渋滞するフリーウェイでのミュージカルシーンに関しては

「この映画は最大ここまで行くよ、ということを観客に知らせる役割を持たせてもある。無理ならすぐそこから出て同じ劇場内で上映してる他の映画を観に行けるようにね(笑)。あのシーンからだんだん地に足がつくような物語に変化し、そこからだんだんまた冒頭まで戻ってくるイメージなんだ。だから冒頭で登場したダンサーやフリーウェイのモチーフもメロディも再度現れるんだ。円を描くようなイメージだね。最大値から始まり、現実的な描写を経て、感情を込めて最大値まで戻っていくんだ。」

 

こちらの記事も

ラ・ラ・ランド A Lovely Night 歌詞訳

映画”セッション”のJ.K.シモンズがカッコいい。

 


ビッグバン☆セオリーのハワードことサイモン・ヘルバーグ


『マダム・フリーレンス!夢見るふたり』をご覧になって「演技も上手くてメリル・ストリープにも負けないくらいの存在感を放っているこのピアニストの人、誰?」、と思われた方も多いのではないでしょうか。

彼はアメリカの人気コメディドラマ『ビッグバン☆セオリー/ ギークなボクらの恋愛法則』の主演4人のオタク男子の中でも特にキモい(笑)ハワード・ウォロウィッツを演じるサイモン・ヘルバーグです。経済誌フォーブスが発表したアメリカのドラマ出演者の高額所得者ランキングではなんとトップ3のサイモン。ちなみにトップ4まではビッグバンセオリーの主演の4人が占めています。

子供の頃、空手は黒帯だったり、ピアノは16歳くらいまで習いジャズやロックも演奏していたとインタビューでは語っていました。現在は自分で監督し映画も撮っていたり多才です。

『マダム・フローレンス』ではピアノは全編サイモンが自分で演奏したというのには驚きました。

 

インタビューで素敵なことを言っていたのでメモしておきます。

インタビュアー:人々は彼女を笑ってはいたけれど、意地悪な意味でなく彼女の勇気を尊敬しているような意味が含まれていたように感じました。本作では人間らしさというものがうまく表現されていると思いますか?

サイモン・ヘルバーグ:ああ。そう願うね。

”情熱的”に失敗する、という事ほど人間らしいものはないんじゃないかな。

平凡を目指すよりも、高みを目指し…そう、空の星を目指したけれど届かなかった、というの方が愛らしいし、失敗した本人にとってだけでなく、見てる人にとっても胸躍る経験になるんじゃないかな。

‪訳注: “There’s nothing more human than failing passionately. Aiming high, aiming for the stars and falling short is very charming and very joyful both for the audiences and the person failing. ”

Failing passionately …”情熱的に、熱烈に失敗する” という言葉のポジティブさがいいですね。

(メリルが歌っているのを聞いていて、笑いをこらえるのが難しかった事はありませんか?)

SH:メリルと僕はたくさん笑ったよ。彼女に比べると僕は少なく笑ったかも。それは面白くなかったからではなくて、彼女を導いていく役柄からそうしなければいけないように感じていたからなんだ。

本物のコズメ・マクムーンとマダム・フローレンスの実際の録音を聴くと、マクムーンはマダムの拍子がはずれたり、音程がずれてしまったりした時にはさりげなく音で導いたり、カバーしてあげたりしているんだ。だから僕も同じような役割を果たさなければと感じていたんだ。

まあ、二人で笑い転げたりもしたけれどね。

 

ほかのインタビューでは

下手に歌うためには曲を熟知し、上手に歌えなければわざと下手に歌うことはできないんだよ、

とメリル・ストリープの偉大さもお話もしていました。

 

 

スティーヴン コルベアのThe Late Show。ジュリアード出身のミュージシャンとモーツァルトの”夜の女王”のピアノバトルからジャズアレンジで2人の連弾に。驚愕のアドリブセッション必見です。5:50〜

 

♪ 君がいなかったら ♪

人生はブルーだったろうな。僕はまるでターディスなしのドクター・フー。芯なしのローソク。クリックなしのワトソン。チーズなしのマカロニ。ウォズニアックなしのジョブス。Comなしのドット。そして多分まだママと住んでた。君に出会ってから人生はガラリと変わった。君は僕の夢と希望を応援してくれた。君がウラン235なら僕はウラン238。分離が不可能に近い同位体。僕の人生がこんなに良くなるなんて君に会った時には想像もできなかった。君がいなかったら人生は陰鬱だったろうな。まるでひもなしのひも理論。1なしの2進法。君がいなかったら僕はまるでジョス・ウィードンなしのファイヤーフライ、バフィー、アベンジャーズ。そしてもっとクリンゴン語を多用してた。…”

こんな言葉が延々と続く素敵なラブソングを歌うハワード。すっかりキモいオタクではなくなってます。

私もビッグバンセオリーが大好きでNetflixで見ていますが、まだシーズン3の中頃。この弾き語りはシーズン7に収録されているようです。幸せそうなハワードとバーナデットを見れてますます楽しみになります。

 

 

 

トム・クルーズ ジャック・リーチャー インタビューメモ。

メモメモ。

(常に相手の女性キャラクターは単に強いだけでなく、あなたの役と同等に強い女性ですが、意図的にそうされているのですか?)

トム・クルーズ:ああ、そうだよ。(ニッコリ)

中略

(「ザ・エージェント」以来、ロマンティック・コメディに出演されてないですが、戻るつもりはないですか?)

ちょうどよい作品がなくてね。本作も前作のミッション・インポッシブルでも特別な感情を抱く相手はいたけれどね。探してはいるんだけど。なかなか見つからないんだ。

_____

 

以下物語の内容のネタバレあり

 

・・・・・

(キスシーンはないようですが)

コビー・スマルダーズ:撮影はしたけどね。最終的には2人が一緒にならないほうが、期待を裏切り、良いとなったようね。

(そういうシーンはあったのですね。)

そうよ。ラブシーンを撮影したの。でも最終的には入れないほうが良いとなったみたいね。

___

(トム・クルーズの映画で強く、自立した女性を演じることは楽しかったですか?本編ではジャック・リーチャーが助けに来なくても自分でなんとか切り抜けられるようなキャラクターでしたね。)

スマルダース:そうね。私たち二人とも彼が助けに来るとムカついて、何も問題ないから!と怒りだすようなキャラクターだったわ。彼はよかれと思ってるだけなんだけどね。

(トムとの仕事はどうでしたか?)

ダニカ・ヤロシュ:とにかく素晴らしかった。みんな仲良くなれたし。トムは先生のようだった。最初の週に映画辞典をくれて、映画製作に関してのことを調べられるようにしてくれたの。セットで誰が何をしているのかとかわかるようにね。それから彼はカメラのアングルや照明に関しても教えてくれたわ。

___

副題の意味

トム:リーチャーや他の人々を助けてくれる女性の電話での声と能力に惹かれ、ディナーに誘うためにワシントンD.C.に彼はやってくる。彼女は彼の昔の役職についている。そこからは ”NEVER GO BACK”という通りに絶対に戻るべきではなかった世界に戻ったことにより、引きずり込まれていくんだ。

 

ターセム・シン監督が目指すもの


先週金曜に公開となりました「セルフレス 覚醒した記憶」を観てきました。

ターセム監督といえば故石岡瑛子さんを衣装担当に迎えきらびやかで目をひく作品作りで知られていますが、今回の「セルフレス」、トレーラーを見る限り数十年後の未来を描くSFスリラーでターセム監督らしくない作品のようにも見えました。

石岡さんがお亡くなりになられた影響もある、という記事も見ましたが、実際「セルフレス」を観ると、石岡さんの豪華絢爛な衣装はないけれど、単なる一般的なのスリラーではないことがわかりましたし、ターセム監督作品に流れる空気と美しさも健在でした。

物語もサー・ベン・キングズレーの演技も素晴らしかったです。

特に帰宅後の鍵の投げ方。ライアン・レイノルズの役柄にも引き継がれるのですが(トレーラーをご覧になられていればネタバレにはならないのでご心配なく。)、2人の鍵の投げ方は完ぺきなアートです。

物語は違えど、「The fall 落下の王国」を思わせるような場面や映像も多々ありました。

トレーラーには出てきませんが、ニューオリンズのシーンは特にそう感じました。

観終わってから「セルフレス」に関するターセム監督のインタビューをあさり、なるほど、と思えるもがありましたので日本語に訳しました。

ターセム監督の作品がお好きなら、「セルフレス」がターセムらしくない作風に見えるからと観に行かないのは本当にもったいないです。以下のインタビューを読んでぜひ、観に行っていただけたらと思います。

 

 

 

 

本作は長編映画の5作目にあたる作品ですよね。

ザ・セル、The Fall 落下の王国、インモータルズ、白雪姫と鏡の女王、そして本作。

 

 

ターセム・シン:そうだね。

 

 

この5作にターセム・シン作品として共通する特徴などはありますか?

 

 

僕の目を通したものという事と、”映画的”という事以外は特にないとは思う。

僕は元々、1、2作くらい映像作品を撮りたかっただけだったんだ。

でも気が付くと3作目、そして4作目も控えていた。

振り向くと僕のもとに(依頼に)届くのはファンタジー大作ばかりになっていた。

僕が目指すのはポランスキーのようにスリラーでもコメディでも、舞台でも彼のDNAが感じられるそんな作品だ。

でも僕のDNAは特定のジャンルにしか向かっていない状態だったから、それを打ち破りたい、と僕は事務所に言ったんだ。

今やらなかったら5年後、もしまだこの仕事を続けていたら、僕の元にくるのはティム・バートンが断った作品だけになってしまうと。

 

 

そんなこと絶対ないですよ

 

 

絶対にそうさ。

 

 

 

では意図的に本作を選ばれた、というわけですね。

 

 

そう。継続してきた作品、予算の大きい作品などは監督したけれど、“The Fall 落下の王国”の直後から違うジャンルの作品を撮りたいと僕は言ってきた。

映像に重きを置きすぎない、しっかりとしたスリラーを撮りたかった。

 

 

しっかりとしたスリラーとおっしゃいましたが、例えばテクノロジーや企業がほかの企業から技術を奪おうとするような別のアングルからのアプローチも可能だったと思います。しかしこの作品には家族の大きな心の物語が根底にありますね。家族という要素は重要でしたか?

 

 

実はそこが一番興味をひいた部分なんだ。

科学的な方向にもっていくこともできたけれど、

心の旅だったり、個人の物語が現代の臓器移植をする人々の中にもあると思うんだ。

もし、科学的な方向にアプローチをするとしたらもっとファンタジーの要素が強くなってしまうからそれも避けたかった。

___

 

 

 

 

ほかのインタビューではこうもおっしゃっていました。

 

当面は幻想的な作品に戻る前にそうでない作品を撮りたいと思ってる。

「ファンタジーの脚本だからあいつにやらせればいい」と思われたくないんだ。

 

僕の作品らしくない、という人もいるけど、そういう人には僕はこう言う。

「僕の監督した広告を見てないんじゃないかな。そこら中にあるよ」と。

幻想的な作品はなしで、少し普通の作品を撮りたいと思っている。

 —

訳注:

*本作のストーリーの展開など、先が読める展開だ、というような内容の感想もいくつかツイッターでは見かけましたが、それを含めて”映画的”とターセム監督はおっしゃっているのでは、と感じました。この物語がフォーカスしてるのはリアリティを深めるたりする点ではないのですよね。

 ところで、タイトルの selfless セルフレスは無私の、無欲の、という意味ですが、

SELF/LESS のように間が分けられてると別の解釈もでき、自分が/無い という風にも理解してできます。

その他のインタビューからのメモ切れ端。

*経営学の修士号のためにハーバードに行くことになっていたターセム・シン監督。ターセム監督は渡米前にアメリカ映画学校ガイドという本に出会い、親の反対を押し切り、1984年、世界中の熱い気持ちを胸に大きなバッグ一つ持ってアメリカにやってきたそうです。

 

*入れ替え装置はモンティパイソンの出来上がったらチーン!となるような物でなければMRIみたいのでOK、と担当者に伝えたそう。(笑)

*本作が決まる前にこの後、2作続けて映像中心の作品を撮ることが決まっていたのでどうしてもスリラーを撮りたかったとも。

*ベン・キングズレー演じるダミアンの住むマンハッタンのアパートメントはエンド・クレジットで名前が挙がっていたドナルド・トランプ氏のものだそうです。Source

ちょっとデザインが古っぽく、スタイリッシュとも言えないけれどとても豪華な内装だったので、納得。元々は他の億万長者のアパートメントを借りる予定だったけれど、許可が下りなかったのだとか。

映画をご覧になられた方なら以下のリンクのインテリア、見覚えがあると思います。

Inside Donald and Melania Trump’s Manhattan Apartment Mansion

 

 

 https://twitter.com/peppers_attic/status/774032887427411968
それにしても、あのお金で最後のあの時間を買ったのだ考えると、 その価値があったと感じますね😭 

リシュリュー枢機卿のファッションの秘密

 

ピーター・カパルディ:これは僕のコスチュームの1つで、

通常着ているヘビーレザーの上着。

この暑さの中では最高。

枢機卿はファッション中毒のように思うね。

大きな赤のベルベットの外套もある。

ほかに聖職者の道具も。大きな帽子は使わないけれどね。

まあ、これが僕の仕事用の服かな。

拷問に行くときとか、“まさかのスペインの宗教裁判”的コスチューム。

帽子は髪に17世紀らしかなぬマジックテープで貼り付けられていて、

被っているのを忘れてよく失くしてしまうんだ。

一番のお気に入りはマント。いろんな着こなしができるからね。

肩にかけたり、トーガみたいな使い方もできる。

でも一番好きなのはクリストファー・リーのドラキュラ的使い方。

動きがでるからね。

枢機卿になるトレーニング中にミラノやローマのファッションショーで活躍したのはお察しの通り。

ロンドンファッションウィーク、見てるかい?

これが我々のスタイルだ。

—–

帽子について言っていたヴェルクロ、というのがなんなのかわからなかったのですが、何度も聞いて、velcroで検索してみたらマジックテープの名前の一種でした。確かに17世紀らしからぬ代物です。

”まさかのスペインの宗教裁判”

 

NHKで再放送中のBBCの「マスケティアーズ」。

残念ながらDoctor WHO出演のために途中でカパルディ氏が降板してしまい、

リシュリュー枢機卿の突然の死。

かなり枢機卿の活躍が楽しみになってきた矢先でしたので、残念でした。

ターディスがあればドクターも枢機卿もどちらも続けられたのになあ。

 

ドクター・フーとピーター・カパルディ


Michael Bond’s children’s book “Paddington” has been one of my favourite bedtime stories to read to my kids.

In January, we saw the movie adaptation of “Paddington” in a movie theatre and I was so shocked.

The movie was great and we loved it.

I was shocked because I had never imagined Mr. Curry to be so attractive while reading the books.

So, since then, I had always wanted to see Doctor Who series to see the actor who played Mr.Curry.

Thanks to Netflix Japan which added “Doctor Who” since the end of March, I have been enjoying watching the show from Series 8.

If you are reading this, Mr. Capaldi, you are so cool. I wish I could travel with you and Clara.

 

今年1月に映画「パディントン」を劇場で観て、原作からは想像できなかったような魅力的なカリーさんに衝撃を受け、カリーさんを演じたピーター・カパルディ(キャパルディ)主演のBBCのドラマ「Doctor Who (ドクター・フー)」がNetflixで配信になるという情報を聞いて以来楽しみにしてきました。

 

3月31日から配信になり、もちろんカパルディ主演のシリーズ8から観始めました。

今までドクター・フーを1話も観たことがなかったのですが、とても楽しいです。

カパルディ演じるドクターはとてもスタイリッシュで魅力的。

ジェナ・コールマン演じるドクターのコンパニオン、クララも同じようにスタイリッシュで魅力的です。

SF的な要素の中のドラマティックな展開や切ないロマンティックな描写がなかなかぐっときます。

カパルディのインタビューをいくつかYouTubeで見たり、記事を読んだりしました。

子供のころから本当にドクター・フーが大好きだったようで、Doctor Whoのオフィシャル・ファンクラブの事務局長に自分こそはふさわしいと何度も手紙を出し、迷惑がられてたり、1974年15歳の時にRadio TimesにDoctor Who特集がいかに良かったかを投稿して掲載されていたこともあれば、何度も何度もスタジオにどのように番組が作られているのかを質問する手紙を出し、脚本やスタジオのデザインなどの入った小包が送られてきたこともあったそうです。それがきっかけで俳優の道に進んだといくつかの動画や記事で知りました。参考記事

ファンクラブの事務局長になりたいと手紙を何度も送り当時のBBCの担当者にも事務局長にもとても迷惑がられた事が紹介され恥ずかしがるカパルディ。↑

 

こちらはちょっと心温まるエピソード。↓

 

12代目ドクターを演じることが決定して、でもまだ公表はしてはいけない時期のこと。チェコでBBCのマスケティアーズ(現在NHKで放送中)の撮影中にドクターフーのファンのだというエキストラの若い男性にカタコトの英語で「アナタノ ドクターフー、ヨカッタデス。」と話しかけられ、どうやってわかったのだろうと驚いていたら、以前ゲスト出演した回(シーズン4の第2話)のことを言っていた事が判明。カメラ付きの携帯をその場で持っていなかったそのエキストラの彼に誰かから借りてでも写真を撮ろう、カパルディはけしかけたそう。

写真まではいらなそうな表情だったそうですがきっとカパルディがドクターに決定したニュースを聞いたときは大喜びしたでしょうね。

2016/7/21 追記:

どうやらこの彼がその彼のようです!

おおお〜!

カパルディのスコットランド訛りにアメリカのドクター・フーのファンの反応についてのガーディアン紙の面白い記事。

 

カパルディがターディスの鍵を受け取り、12代目のドクターとして登場したが、

インターネットの苦情吐出しツール(akaツイッター)にはカパルディのアクセントについてのファンの嘆きが殺到した。

 

「だいぶ時間がかかってやっとデイヴィット・テナントとマット・スミスのアクセントが理解できるようになったところでカパルディが登場。」

「字幕を表示させないと何言ってるのかわからない」

「父親は2分おきに巻き戻してカパルディが何を言ったのかを確かめてる」

「これじゃDoctor WhoじゃなくてDoctor Whatだ」

 

デイヴィット・テナントもスコットランド人だが(イングランドのアクセントで役は演じたそう)、カパルディはグラスゴー訛り。

プロデューサーのスティーブン・モファットは言う。「皆、潔く認めるべきだよ、スコットランド訛りはセクシーだ。」と。

 

専門家はスコッティッシュアクセントだけが問題なのではなく、

カパルディが早口でスタッカートのついたような話し方をし、文の最後が不明瞭なのが問題なのかもしれない、と分析する。

この話し方は頭の回転の速いドクターというキャラクターを表現するのにはよい方法だが、ドクターが何を言っているのかは不明になってしまう、と。

 

 

 

 

カパルディはグラスゴーのアートスクールの出身だそうで、絵を描くことが上手です。↓

 

 

 

Doctor Whoシリーズ9のブルーレイ スチールボックスのカバーの絵を描かれた方へ自分で絵を描いてお礼を伝えたようです。

 

 

 

 

もう一つ。ちょっと涙が出てしまいそうなQ&Aの答え。

(質問:あなたが長年のDoctor Whoのファンだということは有名ですが、ドクターに実際になってみて知った嫌な側面はありますか?)

カパルディ:たった一つだけある。いつかは終わってしまうということがわかっていること。

(長寿番組である秘訣は?)

C:みんなが何に惹かれているのかはわからない。でも僕は物語の中心にあるほのかなメランコリーな部分なんじゃないかな、と思う。メランコリーなんてマーケティング担当者は嫌がる言葉かもしれないけどね。本作は大きな哲学的な質問を投げかけてくる作品であると同時にロボットやモンスターの出てくる作品でもあると思う。