デイヴィッド・テナントの語るキルグレイヴ。

『グッド・オーメンズ』を観てから宿題をこなすようにデイヴィッド・テナントさんの作品を毎日観てます。

私はほぼ12thと11thドクターのシリーズしか観てなかったので、テナントさん演じる10thの『ドクター・フー』や『ブロードチャーチ』、さらには現在Dlifeで放送中のディズニーアニメ『ダックテイルズ』(テナントさんはスコティッシュアクセントを活かしたスクルージおじさんの声で出演)。

そしてわれらがNetflix制作のマーベルのドラマ『ジェシカ・ジョーンズ』。

『ジェシカ・ジョーンズ』でのテナントさんの役柄はかなりやばいサイコパスでしたが、愛おしくならずにはいられないキャラクターでした。特に9話を観た後には。

下記のキルグレイブという役柄についてのテナントさんの言葉を聞いたらさらにキルグレイブは愛さずにはいられないキャラクターとなりました。

(マインドコントロールできる役ですが、実際この能力を欲しいと思いますか?)

デイヴィッド・テナント: はじめは誰もがそう思うよね。周りの人々を従わせられる力。誰だって欲しいさ。

でもこの能力はその恵みと同じだけ呪いでもあるんだよ。

どうやって生きていけると思う?周りの人々の行為が心からのものなのかわからなかったり、普通の会話すらままならない日常。どうやって倫理観を手に入れられる?

(でも倫理観なんてヴィランには関係ないでしょう?)

彼は自分の事をヴィランとは思ってないよ。ヴィランと思われてる人物もほとんどは自分がヴィランだとは思っていないだろうし。

ドナルド・トランプだって自分がヴィランだとは思ってないだろう?(会場笑)

(訳注: 結構キルグレイブの本質に迫る話をしているけどちょっと司会者があまり真面目に受け止めてくれてないのを察して笑いもとったみたいに見えました。)

僕はね、彼は子供の頃から言葉にした事が実現されてしまう生活をしてきたから、何が正しいかそうでないかを学ぶすべがなかったのだと思う。

もちろん、彼は明らかに非難されるべき行いを犯している。けれど彼はそれすら理解できないんだ。彼は自分の能力の呪いに囚われた囚人なんだ。

2019/8/9 追記:

テナント: キルグレイブは世界的権力や国連を乗っ取る事や核ミサイル、もしくはアスガルド征服を望んでるような昔ながらのスーパーヴィランではないんだ。

何が恐ろしいかって、彼は自分の望む事を人にさせる事ができ、誰もそれを防ぐ手立てを持たないという事。

弁解の余地が無い彼を弁解すると、彼は自分が言ったから人がそうしてるのか、その人が自分で望んでそうしているのかの区別がつけられない。

彼が示唆するとそれは実現されてしまう。だから彼にとっては人が意に反して行動している事を理解するのはとても難しいんだ。

彼は自分の事だけを考えていて、普通の人間の事はよく理解出来ていないのではないかと思うし、人の気持ちを理解する事も出来ないのだと思う。

特に怖いのはたとえ、彼より強くても、彼より大型の銃を持っていたとしても、彼は心を支配し、全てのコントロールを奪ってしまうという点だよね。

僕自身は絶対遭遇したくはないね。

—-

テナントさんの出演する『ジェシカ・ジョーンズ』はシーズン1全話とシーズン2エピソード11です。

カタカナ表記について: Netflixの字幕ではキルグレイブなのでキルグレイブと打っていましたが、キルグレイヴの方が自然なので途中から変更しました。先に打ったものはそのままにしてあります。

キルグレイヴについてこちらも→

テナントさんのキルグレイヴ学 Study of Kilgravism

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ブライアンのインスタの投稿

今日、2時間くらい前のブライアンのインスタの投稿を日本語に訳しました。

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Packing up after a very productive photo session with brilliant photographer Rankin. Thanks @rankinarchive !!! And … yes, I have backed off a little. I don’t feel the urge to be very interactive right now. Thanks for the good wishes, good IG pals. Thanks for caring. Yes, that sudden shitstorm last week on my own IG comments page did shock and sadden me. And it has changed the way I feel about a lot of things. It’s made me ask myself all over again why we all want to do this. Why we want to ‘perform’ on Instagram – what we are looking for. And it taught me a lesson which should have been obvious for a long time ago, and perhaps is good for us all to remember. It’s a terrible mistake to imagine that all your ‘followers’ are your friends. Thanks again to all of you who believed and supported me in my hour of being pilloried. I’m not going to do anything dramatic. I’m still here. But I will never quite feel the same about Instagram again. That feeling of trust has gone. It’s made me look again at those stories of kids being bullied to the point of suicide by social media posts from their ‘friends’, who have turned on them. I now know first hand what it’s like to feel you’re in a safe place, being relaxed and open and unguarded, and then, on a word, to be suddenly be ripped into. It’s OK – I’m not looking for sympathy. I’m a grown-up – I can deal with it. I’ll just behave a little differently from now on. Take care out there, folks – and I mean that ! Cheers! Bri

A post shared by Brian Harold May (@brianmayforreal) on

 

素晴らしい写真家ランキン氏との有意義なフォトセッションを終え、

片づけをしているところです。

 

そしてはい。お察しの通り、僕はインスタから少し距離をおこうと思いました。

今は積極的にみなさんとインタラクトしたいという気持ちが持てません。

温かい言葉をかけてくれた優しいインスタ仲間のみなさん、ありがとう。気をかけてくれてありがとう。

はい。先週、僕のインスタのページで起きた突然の異常な状況、コメントの嵐にはショックを受けましたし、驚かされました。

そしてこの出来事は僕の様々な物事への感じ方も変えてしまいました。

自分はなぜ、こんなことをしたいのか、

何のためにインスタで  ”発信するのか、

根底から考えさせられました。

私たちは何を求めているのでしょう。

そしてこの出来事は、もうずっと以前から知っているべきであった事を僕に教えました。

私たち皆にとっても覚えておくのが良い事かもしれません。

私たちのフォロワーがみな私たちの友達だと想像するのはひどい間違いだ、という事です。

僕がやり玉にあげられている間、僕を信じ、サポートしてくれたみなさんにもう一度ありがとう。

何か劇的な決断をするつもりはありません。

今もこうしてココにいます。

しかし、以前のような気持ちをインスタグラムに感じることはもうできないでしょう。

信頼は消えてしまいました。

僕はソーシャルメディアで フレンドたちからいじめられ自殺に追い込まれた子供たちの話を見直しました。

僕は身をもって、自分が安全な場所で無防備にリラックスしている状態から

突然の猛攻撃を受ける、という事がどんなことか理解しました。

大丈夫です。同情を求めているわけではありません。

僕は大人ですから対処できます。

ただ、これからはやり方を少し変えていこうと思います。

みなさんも気を付けて。

本当に!

ではまた!

Bri

 

 

このブライアンの投稿の後

去年ネット上でのいじめで自殺未遂をした14歳の女の子が

“子供だけでなく大人だって弱く、ターゲットになることがあるとわかった”

また、”自分と同じような思いをしている子を救うことを目標として生活している”

という内容のコメントしました。

それに対しブライアンが

”もうしばらくはどんなコメントにも返信しないようにしよう、と思っていたけれど、君のコメントですでに気持ちが変わりました。君はとても若いのに、非常につらい思いを乗り越えてきたのですね。君のコメントで僕も謙虚な気持ちなりました。ただ、関心や見る目的が違う世界中の人々が見ることがソーシャルメディアでは人は攻撃を受けやすいという事を忘れないでね。”

という内容の返信していました。

—–

ブライアン・シンガー監督にかけられている疑惑は別問題として、無罪の推定という当たり前の事をブライアンが言っただけで猛攻撃を受け、謝罪をするにあたった経緯を見ていてブライアンのファンとしてかなり驚きました。

ちなみに日本ではブライアンのコメントは冷静で事実を述べている、という内容の感想が多かったようで安心しました。

問題とされたインスタでのコメント:

正しい事も大多数の意見が間違えと見なされる。まるでポピュリズムに支配されつつある世界の縮図のようにすら感じてしまいました。

ブライアンの謝罪は実に真摯であり、自分のコメントで傷つけてしまった人々へ心からのものでした。

直後、”謝ってくれて良かった”、”誰でも間違えは犯すから大丈夫” という内容のコメントがとても多く見受けられ、どれだけ正論が通じないインスタ世界なのだろう、と感じました。

謝罪を求めた人々、シンガー監督をブライアンが擁護していると捉えて “ブライアンにはとても失望した”、という内容のコメントを寄せていた人々の多くは、最近ファンになったと思われる海外の子達のようでした。

今の若い世代のクイーンブームを巻き起こし、楽しい記事や情報を次々と発掘、発信している若い子達。私もクイーンの情報などの恩恵を受け、楽しませてもらってきましたが、若いゆえの知識不足や短絡的な考えにより、こういった事も起こりえるのですね。

この出来事はブライアンの心の中にあったファンとの連帯感みたいなものを壊してしまったかも、と感じていました。

まとまりがなく、夜遅くで打ち間違えも多い文章なってしまいましたが、この件に関しては思うところがあり、投稿として残しました。

 

 

ジョン・ディーコン、ロジャー・テイラー インタビューなどメモ

 

ロジャーとジョン2人だけが出演した番組で、司会者がどのようにバンドが結成されたかをジョンに質問。

ジョン: 僕が入った時にはすでにクイーンというバンドは結成されていたんだ。だからその質問に答えるのにはふさわしくないよ。

ロジャー: どうやら僕が答えるしかないようだね。

((2人しか出演してないからロジャーが答えるのは当たり前なのにそんなロジャーの対応にウケて笑いながらロジャーの肩に手をやるジョン))

ロジャー: (バンドの結成までの話 省略)

で、僕らのバンドにはベーシストがいなかった。6人くらい試したけど、彼らは演奏ができると性格が悪かったり、性格が良いと演奏ができなかったりで、僕らにぴったりの人はいなかった。最後にようやく僕らはコレを見つけたんだ (ジョンを指差す)。

ジョン: え、つまり…

(コレ呼ばわりされたけど、気にならないくらい嬉しそうなジョン)

司会: あなたは性格も良く、演奏も素晴らしかった、というわけですね

ロジャー: ぴったりだった、というわけさ。

 

2019/2/27 追加

 

司会: アカデミー賞授賞式でのオープニングでの演奏、どんな感じだったのでしょうか。緊張しましたか?

ロジャー: 素晴らしかったよ。自分の池から飛び出して泳いでいるようだった。アカデミー賞授賞式のオープニングをやるなんて考えてもみないことだったよね。正直に言うよ。緊張しなかったね。アダムは(超高級)ジャケットのせいで緊張していたみたいだけど(笑)。いや、僕たちは何度も一緒に仕事してるから大丈夫だったよ。

司会: 素敵なラブストーリーでもありますよね。ラミはフレディと恋に落ちるメアリーを演じたルーシーと恋に落ちたわけですから。

ロジャー: その点に誰かが気づいてくれるかと思っていたけど、君がそれを指摘してくれた最初の人だよ。

司会: クイーンのファンとしてはラミは完全にフレディになりきっていたと思いましたが、親友でもあったあなたから見てどうでしたか?

ロジャー: 彼は精神面でとてもフレディに近づいていたと思うね。瞳の中にはフレディの精神が宿っていたよ。体格などフィジカルな面では違ったけど、フレディを熱演してくれた。映画の魔法を考慮しない批評もあったけれど、

司会: もっと荒々しくダークな物語であるべきだった、という批評をよく見かけました。私はなぜ暗さが望まれるのか、なぜ素晴らしい人物を讃えるだけではいけないのか理解できませんでした。

ロジャー: 僕は心の響き、元気がでるような作品になって欲しいと思っていたよ。観客もそう感じてくれた事を願う。僕らは別に何かを隠そうとか、尻込みしていたわけじゃないよ。

 

オックスフォード・ユニオンでのブライアン・メイ博士のお話

オックスフォード・ユニオンでのブライアン・メイ博士のお話。

メインの講演は結核菌を持ったアナグマが牛の全体の結核を引き起こす要因であると科学的に証明されていないのにも関わらず、アナグマをランダムに殺すことがいかにおかしいことであるか、また牛の結核予防には予防接種をすべきである、というような内容のお話でした。

それはそれで興味深く、勉強になりました。

ここではQ&Aで心に残ったブライアンの答えをご紹介します。

Queenに関するQ&A。

(あなたのキャリアの中で一番誇りに思う出来事は?)

ブライアン: いくつもあるけれど、おそらくバッキンガム宮殿の屋上で演奏したことかな。

よくみんなに 怖かったか、と聞かれる。

たしかに怖かったよ。

屋根から落ちると思ったかといったら

それはなかった。落ちるとは思わなかったよ。

けど、もし、しくじったらバッキンガム宮殿の屋根から飛び降りようかとは思った。

(会場 笑い)

僕にとってあの演奏は冒険であり、挑戦であり、人生を変えるものだった。

とてつもない恐怖を乗り越え、平静さを保たなければならなかった。

僕があの演奏をしたのにはいくつかの意味が含まれていた。

女王陛下の即位50年のお祝い、ロックミュージックの50年の歴史のお祝い、そしてフレディがいなくなった今、僕が旗手を務めなければならない、などね。

とてもうれしい事ではあったけれど、とにかく怖かったんだ。

無事に終えた後、みんなも写真で見たかもしれないけど、

僕は天に向かって手をあげ、神に感謝した。

どれだけ準備を万全にしても失敗してしまう可能性はあったからね。

数年前にうつ病のクリニックですごいことを学んだんだ。

安らぎの祈り、というものだ。せっかくだからみんなにも説明するよ。

こう言うんだ。

「神よ、」祈りの対象は神でなくても良いのだけど、神とするとわかりやすい。

「崇高なる存在よ、神よ、

私の力ではどうすることもできない事柄を理解する恩恵をお与えください。

私が変えることがでできる事柄を変える勇気をお与えください。

そしてそれらの違いを理解できる英知をお与えください。」

つまり、恐怖を感じたら、自分ができることだけに集中し、残りは神に委ねる、ということなんだ。

これが宗教なのかはわからないが、とても強力な方法なんだよ。

物事を神に委ねたとたん、重荷が取り除かれ、心配をしなくてよくなるんだ。

あの演奏の30分前、オーケストラと僕の演奏がお互いに聞こえる装置、指揮者を見るためのモニター、どれも機能してなかったんだ。

もう一本ワイヤーを引っ張り上げてこなければならない、それには女王の許可が必要だ、なんて大変だったんだ。

たしか本番の約10分前位になって、すべてが整ったんだ。

オーケストラが見れる大きなモニターと自分のギターの音が聞こえるアンプがそばに設置された。

あの恐怖を乗り越えた後は天国にいるかのような気分だった。歓喜の瞬間だった。

純粋に演奏を楽しみ、自分でできる限りの準備はしてきた、という安心を楽しめた。

みんなも試験が控えてるよね。

パニックになるよね。でもできる限りのことをした後は、神に委ねるしかないんだよ。

なぜなら僕たちにはどうすることもできない事柄もあるのだから。

僕の父はよく、こう言ってくれた。

「できる限りの事しかできないんだ。ベストを尽くせばそれで十分だ」とね。

君の質問の答えになったかな? (会場 笑い)

 

 

宇宙に関するQ&A

(インスピレーション・マーズ財団のチトー氏が地球代表として火星へ行く年配のカップルの募集を発表しました。興味はありますか?)

ブライアン: 年配のカップル?キミ、僕に向かって言ってるわけじゃないよね?

年配のカップルか。

ああ、つまり、行ったっきりで戻ってこない、ってわけだね。完璧だな。(会場爆笑)

僕はこの地球にはやらなければいけない事がとてもたくさんあると思う。

僕は、我々は宇宙へ一体何をしに行っているんだ、と思う。

過去に勇敢で優秀な宇宙飛行士たちが宇宙へ行ったことは素晴らしいことだと思う、

しかし、僕たち一般の人々が宇宙へ行くことははたして正しいことなのだろうか?

自分たちの欲からほかの惑星を汚し、自分勝手に横暴にふるまう事ははたして正しいことなのだろうか?

宇宙全体に侵入して荒らす権利は我々にはないと思う。

僕たちは地球を良くすることに専念するべきだと思う。

だから、僕はここに残り、確実に改善されるように見ていようと思うよ。

 

ピーター・フリーストーンさんが語るフレディ

YouTubeにあがっている約12年間フレディ・マーキュリーのパーソナルアシスタントをされていたフリーストーン氏のインタビューから興味深かった部分、面白かった部分などをメモしておきます。

たくさん彼のインタビューを見てちょこちょこメモしていたのですが、どの動画かタイトルをメモし忘れていたものもあり、とりあえず一部分です。


18:00~

フリーストーン氏: 実際のポール・プレンターは(映画ボヘミアン・ラプソディ)で描かれた通りの人物ではないんだ。
映画の中のポールはフレディにとって最良とは言えなかった2,3人の人物を融合したキャラクターなんだ。

22:55~

(本作の制作に大きく携わられていましたが、なぜあなたは本作に登場していないのですか?)

本作に登場する人物はみなストーリーラインに関わってくる人物だけだ。たとえば、1979年から5,6年は僕は実際には常にフレディのそばにいた。でも本作の物語にはなんの関わりもないんだ。映画では15年を2時間に収めなければいけなかった。僕がいたら単に物語の進行をスローしてしまうだけだったはずだ。僕にとっては(僕が登場していたかどうかなんて)問題じゃない。本作の中に僕の貢献は見れるから。

たとえば最初の頃のフレディの両親とバンドのメンバーが会うシーン。カシミラの「フレディは18歳でロンドンに生まれたの」という台詞はそのまま僕が聞いた1990年代のインタビューからの言葉なんだ。僕にとってはその言葉自体が僕のキャラクターだよ。
撮影が始まる前の6週間は僕はプロダクションデザイン、小道具、ウィッグ、コスチューム、メイクの部署などに協力した。

小道具からの質問の一つは朝、フレディが朝、紅茶を飲んでいたティーカップについてだった。僕は日本のノリタケというメーカーの磁器(ポーセリン)で、白く、金の縁取りがあるものだった、と伝えた。映画の中でフレディが白に金の縁取りが入ったティーカップで紅茶を飲んでいるシーンがある。あれも僕という存在だと感じるよ。また、エンドロールでフレディはゾロアスター教のしきたりにそって火葬された、と出てくるよね。フレディが亡くなった時、20年間世界の人々のものだった彼のお葬式はご両親の希望にそって行ってもらうのことが正しいことだと僕は思い、僕がご両親に希望を聞きに行った。世界中はフレディ・マーキュリーの葬儀を見守る中、家族はファルーク・バルサラの葬儀を行うアレンジを行ったんだ。

多くの人が映画のタイムラインが史実と合わない事をあげているが、完成版を観て、僕は問題には思えなかった。映画を心から楽しみ、時に涙を流し、頭の中では実際の思い出を思い出していた。

 

7:30~

寝たのが朝3時だろうが5時だろうが、フレディは必ず朝9時には起床した。時間を無駄にするのが嫌だったんだ。朝食を食べ、庭に出て猫と遊んでいたよ。

14:42~

フレディが自由に好きなものを買えるようになった時…彼は趣味も良かった。裕福な人の多くは悪趣味だったりするよね。彼は買い物をするとき、いつも周りの人のことも考えていた。

ある日、彼は「コロンがもう無いじゃないか。誰も僕のために買ってきてくれる人はいないのか。誰一人として気にかけてくれないのか」(フレディのマネをしながら)と文句を言いながら2階から降りてきたんだ。コロンは少なくなっていただけなんだけどね。そして「もういい、自分でなんとかする」と運転手と出かけたんだ。

彼はハロッズの袋を2つ持って帰ってきた。袋から「これが僕の」と1つ取り出した。続けて掃除の女性も含め、家の中にいた全員に香水を渡したんだ。それが彼だったんだ。一生懸命働き、みんなが喜んでくれるお金の使い方をしたかったんだ。

41分辺り~ (それまでクイーンが何人のグループなのかも知らなかったフリーストーンさんがクイーンのツアーコスチューム担当の職につき、初めてクイーンのメンバーと対面した時の事。)

フリーストーン氏: オオカミの毛皮のロングコートを着た男が現れたんだ。他の誰よりもロックスターという風貌だった。それは実はビジネスマネージャーのジム・ビーチだった。

 

ブライアン・シンガー監督作品としての『ボヘミアン・ラプソディ』

祝!

『ボヘミアン・ラプソディ』がゴールデン・グローブ賞ドラマ部門作品賞を受賞!!

ラミ・マレックが同作にて映画の部ドラマ部門主演男優賞を受賞しました!!

授賞式に撮影途中で降板となったとはいえ、ブライアン・シンガー監督が不在なのは本作を愛する方なら気になる点だと思います。

軽く検索しても詳しい情報はなかったので、

2週間前くらいだったか、観てた動画で聞いたお話を説明をご紹介します。

『ボヘミアン・ラプソディ』撮影中、アドバイザーとしてずっと参加されていたフレディ・マーキュリーのパーソナルアシスタントだったピーター・フリーストーン氏のお話です。

わかりやすく説明してくださっています。

もしかすると、他にも降板の理由はあるのかもしれませんが、フリーストーンさんがそう説明してくださるのなら、そのまま受け入れれば良いと私は思いました。

 

会場の質問者:本作では監督の変更がありました。大きな違いなどありましたか?

フリーストーン氏: いいや。どう言ったらよいだろう。完成版にはブライアン・シンガー監督作品と表記があることになるだろう。

本作の85%はブライアン・シンガーが監督した。

あれは、感謝祭の頃だったね。彼の母親は具合が悪かった。彼は「80代の母と共に過ごす時間があとどれ位あるのかわからない。母が具合が悪いのなら、自分は会いに行く」と言っていた。彼はスタジオにも家族と過ごすための時間をもらえるようにお願いをしていた。しかし、スタジオ側は不満だった。彼がアメリカから戻ってこなかったのをうけ、スタジオ側も、もう戻ってこなくていい、と言ったんだ。

 

こういう事情で15%はデクスター・フレッチャーが監督した。彼はブライアン・シンガーが監督となる前から考えられていた人物なんだ。だから、デクスター自身も本作に対する彼なりのイメージはあったわけだ。

デクスターは残されたシーンのみを撮った。再撮影はしなかった。残っていた約15日間くらいの撮影部分のみだ。

2月にブライアン・シンガーがフレディについて教えてほしいと僕に連絡をくれ、最初の会合は8月4日プラハのホテルで行われた。夜中の2時まで質問と答えを繰り返した。彼は「まだまだ知りたいことばかりだ、明日一緒にロンドンに来てあと3,4日だけフレディについて教えて欲しい」と言ってきた。

あと数日という予定はのびて、12月の15日まで僕は撮影に参加し、毎日、シンガー監督はフレディについてたくさんの質問をしてきた。

彼は可能な限り、本物に近いフレディを描こうとしていたんだ。

 

 

ブライアン・メイとうつのお話

ボヘミアン・ラプソディを観てからどっぷりQueenにはまっています。

最近は知的なブライアン・メイのインタビューを聴くのが好きです。良いお話だと思ったので、ツイッターにあげるのには長いので記録程度に。

インタビュアー: ある時期、自殺する寸前だったとお聞きしました。
何があなたを思いとどまらせたのでしょうか。
死への恐怖ですか、生きることへの愛ですか?)

ブライアン・メイ: 僕はとても酷いうつ状態だった。多くの人が人生の中でうつを経験することがあるように。
僕を踏みとどまらせたのは、僕の子供たち、そして自分を頼りにし、愛してくれている周りの人々だと思う。自殺というのはとても自分勝手な行為だとも言える。周りの人々をめちゃくちゃにしてしまう非情な行為だ。もし自分が自殺していたら、自分の子供たちにとって最悪だっだと思う。

また、微かな希望が僕を救ってくれた、と言いたいところだが、その時は全くなかったね。車の運転をしながら橋が見えて、今なら死ねる、と考えた事がある。でも、自分の中で何が起こってしまっているのか きちんと理解しなければならないと思ったんだ。

そして、僕はうつ病のクリニックに自ら入院したんだ。これは僕が人生で行った一番良い事だといえる。新しいスタートをきれたんだ。車のエンジンをかけ直すようにね。瞬時には治らなかったけれど、新たなエネルギーを得て、人生と少し別の向き合い方をできるようになったんだ。
すべてを捨ててしまうくらいの状態になったから、新しいスタートをきれたんだ。もし僕がうつという問題を解決しようとしてなかったなら、僕は誰の役にも立たない存在になってしまっていただろう。
自殺は周りのみんなにとても酷いことではあるけれど、うつ病のままでずっといるというのも同じように周りのみんなにとってとても酷いことだ。

 

その前のお話も少し。

インタビュアー: 神の存在を信じますか?

ブライアン メイ: ”108 Minutes” という討論会でリチャード ドーキンスという無神論者と議論を戦わせた事がある。

彼は神がいない事を証明したと信じていたが、僕は証拠がなければ科学的だとは言えないと思う。何かを表明するには証拠が必要だ。神がいないという証拠はないだろう。

「いるかどうかわからない」と言う不可知論なら科学的だと言えると思う。彼はとても頭の良い男だが、僕は彼とは違う見解を持っている。

僕は時折、神の存在を感じる事があるよ。特定の宗教を支持してはいないがね。

君の質問に答えると、僕は神はいるんじゃないかな、と思うよ。

 

 2019/10/18 追記: イギリス版ビッグイシューでブライアンのインタビューが掲載されていました。関連すると思いますのでここに貼ります。