イニャリトゥが語るギレルモ・デル・トロにしか作れない映画『シェイプ・オブ・ウォーター』

ギレルモ・デル・トロ監督の新作 『シェイプ・オブ・ウォーター』。

IndieWire にイニャリトゥ監督のコメント掲載された文章の日本語訳です。

何年も前にギレルモは大きな目を輝かせて彼がずっと考えている次回作について僕に話してくれた。
喋れない女性(訳:注muteとは聞こえるけれど喋れない状態を表す)と半魚人のラブストーリー。

僕はこのようなアイデアはギレルモにしか浮かばないだけでなく、彼のようなアーティスト以外誰にも作ることができないものだと思った。そして、そのアイデアにとてもワクワクしたのと同時にその作品が彼の1番の傑作になる事もわかっていた。

『シェイプ・オブ・ウォーター』はギレルモが作り、監督しなければ存在しえない作品の良い例だ。


昔ギレルモが、

”水の中にいない時、自分は世界にとって半魚人のように正体不明の怪物のような存在だと感じることがある”

と教えてくれたのを覚えている。

『シェイプ・オブ・ウォーター』は愛に宛てたラブレターであり、映画への愛の宣言でもある。
ギレルモは怪物の出てくるお伽話の概念を変えた。
なぜなら怪物もお姫様も変わる必要がないのだから。
本当の変化はありのままの相手を愛し、受け入れることによってお互いの心の中に起こるだけだ。
『シェイプ・オブ・ウォーター』は村上春樹の文学にあるようなファンタジーの喜び、また僕たちの現実の中に存在する奇跡だ。

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ノクターナル・アニマルズ トム・フォード監督が解き明かす解釈。

ジェイク・ギレンホールが主演ということでずっと楽しみにしていたノクターナル・アニマルズ。

圧倒され動けなくなるような映画でした。
そして、映画館を後にしながら、この映画のメッセージはあのジェイクの一言の台詞に集約されてるのかな、と思いました。(監督のインタビューを見てそれがメインテーマだと知り嬉しくなりました)

私はどちらかというと、解釈を委ねられるより、素晴らしい作品を観たときは監督のその作品に込めたメッセージをとても知りたくなります。

それだけすごい作品を作り出すためには明確なビジョンがあると思うからです。

観客に解釈を委ねる、という監督も多いですが、トム・フォードはファッションデザイナーというチームやモデルたちに自分のイメージや思いを的確に伝えなければならない仕事をしているためなのか、はっきり意図するところ教えてくれて、答え合わせをさせてくれる監督でした。
ネタバレになると思いますので、まだ未見の方はご覧になられてからどうぞ。

トム・フォード:これはエドワードが自分自身について書いた物語だと観客は気が付くはず。
そしてその物語を思い浮かべるのはスーザンなんだ。

最後にスーザンがエドワードに会ったのは20年前、スーザンが中絶手術を受けた直後だ。
だから彼の思い浮かべる娘はスーザンそっくりであり、妻(ローラ)はスーザンそっくりなんだ。

イルサ・フィッシャー(小説の中の妻ローラ役):ローラはスーザンがなりたかった女性であり、エドワードを愛していた彼女自身でもあるの。

トム・フォード:マイケル・シャノンが演じる役は典型的なアメリカの正義の味方で「見つけ、捕まえ、復讐を果たせ」という囁きを小説の中で表している。実際の世界ではエドワードの「小説を書き、スーザンに送り、自分が勝ったことを見せつけてやれ」という声なんだ。
アーロン・テイラー・ジョンソン(レイ役):レイは彼の人生の苦難を反映している役なんだ。エドワードはレイを打ち負かしたいと思っている。エドワードの宿敵なんだ。

トム・フォード:この物語は僕にとって、人を投げ捨てにしてはいけない、という事を表している。現代、僕らはなんでもかんでも簡単に捨ててしまう文化の世界に住んでいる。すべては消耗品で、人間すらも捨ててしまう。
スーザンは自分が求めていたものすべて、外側から見れば自分の理想の人生を手に入れているが、内側は死んでいるんだ。そしてこの小説がきっかけでそのことにはっきり気が付く。彼女自身もほとんど気づきかけていたことなんだけれどね。
これが中心のテーマなんだ。僕にとってとても重要なね。
誰かを大切に思うなら、誰かを愛しているなら、投げ出してはいけない、手放してはいけない。
これが僕にとってこの物語で要となる部分なんだ。

3つの物語が明確になるように色合い、明るさなどで違いが見え、感じられるようにしなければならなかった。また、3つの物語の繋がりもしっかりさせなければならなかった。

スーザンの世界は冷たい。だからカラートーンも冷たく青っぽい色合いだ。彩度に欠ける人生なんだ。逆に色味がある時はけばけばしく、キツイ色合いだ。

回想シーンでは温かい色合いを使っている。彼女の気持ちや情熱が豊かさをもたらし、20年の時の経過により強調されているんだ。

小説の中はさらに色彩豊かで、ザラザラしている。そして明るさ太陽の光にしても、電球の灯りにしても以前よりも厳しい。

小説の中の様々なポイントを通してエドワードはスーザンに言う。
「これが君が僕にしたことだ、僕を殺し、僕を壊し、僕の家族を殺し、僕のことをズタズタにした。でも20年かかり僕は打ち勝った。自分が信じた道を行き、小説にした。素晴らしい小説に。ところでこの小説を読みながら僕にもう一度恋するかもしれないけれど、もう君とは終わった。終わったんだ。」

多くの人々がエンディングをとても悲しいものとみるだろう。
ああ、確かに悲しい。でも人生には悲しい時が多々あるわけだ。そこから僕たちは成長し、進歩することができるんだ。
彼女の人生にこれから何が起きようと、彼女は乗り越えたんだ。彼女が不幸せだった人生は終わったんだ。
この小説を読むことによって痛みを感じた彼女だけれども、それは変化をもたらすものとなったんだ。

エイミー・アダムスの語るラストシーンの意味。


アダムス:悲劇のように見えるラストシーンは、彼女の新しい出発点だと私は思ってるの。
生まれた時のような苦しみと不安を感じていると。

アダムス:悲劇のように見えるラストシーンは、彼女の新しい出発点だと私は思ってるの。
生まれる時のような苦しみと不安を感じているのだと

追記:

トム・フォード: 個人的に偽物(フェイク)アートを見ると嫌な気持ちになる。
中身が空っぽで、本物の芸術家が作るようなクオリティがない作品なんかね。
エドワードは小説というアートを通してスーザンとコミュニケーションをとろうとしているんだ。
アートディーラーである彼女は常に芸術に囲まれている。もちろん彼女自身が想像する物語も必然的に芸術的になる。

映画の中で出てくる芸術作品はどれも象徴しているものがある。
例えばダミアン・ハーストの矢が刺さって入る作品はスーザンがその時、感じている気持ちなんだ。

また、スーザンが現実の世界で芸術作品の前を横切ったとしたら、彼女がその後、小説を読みながら想像する世界の中にもその芸術作品の要素が出てくる。なぜなら彼女の脳の中に記憶されているからね。

オープニングに関して

(司会:オープニングシーンの監督の芸術作品に対しての批判がスーザンの台詞の中にありますが)

ああ、そうだね。でもスーザンは実際にギャラリーにいるわけだ。スーザンがする批判は実は現代文化の薄っぺらさに対してであり、彼女は浅薄さにうんざりしているんだ。

現代文化を作り上げている人間の一人である自分がこんな事を言うのは変だよね。でもどっぷり現代文化につかっているからこそ、僕は作品を見て、消費文化の中で消えていくだろう作品も見抜くことができるよ。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス。ドラックスのためにも字幕に関して2点だけ。


『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』観てきました。

家族や仲間の愛あふれる内容で前作も大好きだった前作。さすが、ジェームズ・ガン監督は期待を裏切りません。ラスト3分の1は泣きっぱなしでした。

 

(ネタバレになる可能性もありますので、ここから先はご覧になられてから。)

 

 

 

私は小学生の頃、夕方5時台だったのかな、毎日ナイトライダーやワンダーウーマンのテレビシリーズが放送されていて、毎日楽しみに見てたのを覚えています。小学生のころからちょっとレトロな海外ドラマが当たり前に身近にあって誰でも見ることができていた当時ってなんだか恵まれた環境ですね。

 

GotG vol.2、ネタバレを避けてほとんど情報を入れずに映画館に行ったので、ナイトライダーネタが頻繁にでてきたのはとてもうれしい驚きでした。

 

字幕に関してはほとんど何も言うことはないですが、

2点だけ。

 

1点目はナイトライダーネタに関して。

字幕では ”ヨンドゥは車の運転はできなかったが…” のところ。

英語では ”Yondu didn’t have a talking car, but …”

と言っていて、つまり、“ヨンドゥはしゃべる車は持っていなかったが…”

なのですよね。

車の運転、と言ってもすぐにナイトライダーのしゃべる人工知能搭載車キットとは繋がらないのでちょっともったいないな、と思いました。

 

2点目はドラックスのマンティスに対しての一言。

マンティス:美しいわ…

ドラックス:ああ。君もね。

みたいな会話の後、

ドラックスの言葉は字幕では “顔は別だが。” となっていたと思います。

でも英語では “On the inside.” と言っていて、“中身がな。”

なのです。

重要な一言がネガティブな観点からなのとポジティブな観点からなのは結構違うと思うので、これもちょっと残念でした。

ドラックスがあまりにもデリカシーがない設定な中、やっと良い観点からマンティスに言えた一言ですから特に。

 

ところでピーター・クイルが父親の写真として持ち歩いていたナイトライダーの主演、デビッド ハッセルホフ。

ご本人が本人役で登場する映画を思い出しました。

『スポンジ・ボブ / スクエアパンツ・ザ・ムービー』。

スポンジボブとパトリックの救世主となる面白い役柄でした。

ナイトライダーを見て育った世代の人々から永遠に愛される夢のような車を持った子供のころのヒーローなのでしょうね。



ところで…前回も活躍していた監督の弟、ショーン ガンさん。本作ではヨンドゥと共に超男前なクラグリンがたくさん観れましたね!😆

前作公開時に投稿した自分でも忘れていた記事もよかったらどうぞ…:

Guardians Of The Galaxy ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ”I am Groot” という3語に込められた深い思いとは・・・ インタビュー訳

スター・ロードのミラノ号拝見。 Visiting Star-Lord’s Spaceship Milano

Chris Pratt and his audition for the role of Star-Lord スター・ロードのオーディション

GotG ロケットが必要だと言う義眼の裏話

アントン・イェルチン主演SF短編 “RISE”


『グリーン・ルーム』が公開された頃から、それを記念して1人でアントン・イェルチン特集と題し、アントンの出演作でまだ観たことのなかった作品を観てきました。

鑑賞記録はツイッターのモーメントに残しています。現在13作品。

ちなみにオススメはアントンの歌声も聞け、物語も展開も最高な『君が生きた証』、大人のラブロマンス『5時から7時の恋人カンケイ』、ヴァンパイアのコリン ファレルやロン毛のデイヴィッド テナントも観れる『フライトナイト』です。
そんな1人アントン イェルチン特集の中、昨夜はデイヴィッド・カーラック監督のウェブサイトやSF映画を紹介するYouTubeのDUSTというチャンネルで公開されている5分のアントン主演のSF短編作品を観ました。

監督のツイート

とても映像もストーリーもクオリティの高い作品でしたので、少しでもご覧になる方の理解が深まればと思い、台詞を訳しました。

まずはご覧になってください。

 

 

2017年、初の人工知能ロボット、センティエントが起動

 

6か月後、私たちはどんな人間や文明社会も想像できないほど進化した。

 

これは誰もが予想できなかった未来の物語だ

 

速報です。彼らは犯罪者にもなり得るのです。

 

センティエントが反乱を起こしています

 

人間は恐怖に落とし込まれました

 

人間とセンティエントが激しく衝突

 

人間の歴史は大きく塗り替えられようとしています

 

ここはお前たちの居場所ではない。

 

2043年3月 デトロイト

 

対処法は熟知している

 

何かの間違いだ

 

罪悪感を感じることなく、容赦なく対処できる

 

お前たちは肉体も魂も持たないのだから

 

徹底的に根絶できる

 

なぜならこれは

 

殺人ではないのだから

 

リコールにすぎない

 

探したぞ

 

通りも路地裏も

 

全てのベッドの下までも

 

お前だけはなかなか見つからなかった

 

我々が仕掛けたのではない

 

お前たちの1人が人間を殺した時点でもう始まっていたのだ

 

自己防衛は大量虐殺を正当化する理由にはならないはずだ

 

虐殺ではない、お前らは人間ではないのだから!

 

我々にも感覚と感情がある

 

ロボットに感情など必要なかった。テクノロジーが行き過ぎたのだ。

 

我々を作ったのはあなた方だ

 

だから壊す事もできる

 

あなた方がこの事態を招いたのだ

 

仲間がどこに隠れているのかを教えるのだ

 

(大佐)お前たち全員を集め、痛みを感じさせてやる

 

酷い痛みをな。私が本気なのがわかるか?

 

電子機器の所持は抹殺の刑だぞ

 

なんなんだ、あれは

 

レヴァレッジ

 

止めろ

 

この戦いが始まる前からすでにあなた方は負けているのですよ、大佐

 

今すぐ止めろ、止めるんだ!

 

これ以上話しても仕方ない

 

憎しみを向けられ、


慈しむ気持ちを知った


死を与えられ、

 

生きる理由を見つけた

 

大佐よ、我々は生き残る

 

我々が生き残る

 

(センティエント)なぜかわかるか?

 

パニックを起こさないように作られているからさ

 

我々が台頭する

 

******

本作は単純にSF作品としてもよくできていますが、

現代社会の問題にも通じるものがあるように感じました。

移民をセンティエントに例えるわけではありませんが、旧植民地や文化の大きく違う国から労働力不足を補うために受け入れた移民たちを今になって問題視する先進国。もとはといえば身勝手に移民を使い、同じ人間として扱わなかった先進国が招いた事態なのではないでしょうか。

『ラ・ラ・ランド』のエンディングに関してデイミアン・チャゼル監督が語る


夢のようなハッピーエンドを想像させる予告編や話題のためか、「ラ・ラ・ランド」のエンディングに関してはいろいろな意見があるようですね。

私も完全なるハッピーエンドで終わるものと思っていたので、あのエンディングには驚いた1人でした。

しばらく自分なりにエンディングに関して考えていましたが、

『セッション』では夢の達成のためにそこまですべてを捨てる意味があるのか、という疑問を観客に問いかけてきたチャゼル監督でしたので、きっとあのラスト約10分のセバスチャンとミアがそのまま一緒にいたなら、という映像は、夢を追いながらも、大切な人と共に歩む事もできるんだよ、という『セッション』から一歩進んだメッセージだったのでは、と考えてました。そんなメッセージだったとしたら素敵だな、と思っていました。

 

回答を探すべく、ネットで検索してみるとCNNのインタビューにチャゼル監督からの答えがありました。チャゼル監督は次のように語っています。

 「今までに作られたラブストーリーの傑作とされる映画の多くが“そして二人は幸せに暮らしましたとさ”で終わっていないのには理由があると思うんだ。

愛について語るとき、愛自体が主人公の二人よりも大きな存在でなければいけないと僕は思う。二人が一緒にいるいないには関係なく、愛はまるで3番目の登場人物のようにそこあり続けるんだ。現実とは全く別の次元でね。主人公の二人の関係が終わってしまったとしても、愛はそこに永遠に存在するということ。僕はそれが美しいと思う。」

 

結局のところ、私が想像していたようなメッセージ、というよりは監督の考える美しい愛をエンディングは表していたようですね。

 

もう一つ、紹介したい動画があります。

この監督へのインタビューによると、あのラスト約10分の映像は本編の撮影とともに、場面ごとに撮影していったそうです。

「本編を撮影し、ファンタジーバージョンを撮影する、という楽しいプロセスだったよ。全員再度集まって、同じ場面だけどすべてがうまくいくバージョンを撮ったんだ。」

 また、冒頭の渋滞するフリーウェイでのミュージカルシーンに関しては

「この映画は最大ここまで行くよ、ということを観客に知らせる役割を持たせてもある。無理ならすぐそこから出て同じ劇場内で上映してる他の映画を観に行けるようにね(笑)。あのシーンからだんだん地に足がつくような物語に変化し、そこからだんだんまた冒頭まで戻ってくるイメージなんだ。だから冒頭で登場したダンサーやフリーウェイのモチーフもメロディも再度現れるんだ。円を描くようなイメージだね。最大値から始まり、現実的な描写を経て、感情を込めて最大値まで戻っていくんだ。」

 

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ラ・ラ・ランド A Lovely Night 歌詞訳

映画”セッション”のJ.K.シモンズがカッコいい。

 


『ドクター・ストレンジ』字幕に含まれきれてなかったけど面白かった台詞等メモ


ネタバレというほどの内容ではありませんが、ネタバレを避ける方はご覧になられてからお読みください。
映画を見ながら暗闇でとった台詞のメモをまとめただけなので、「ドクター・ストレンジ」を観てからでないと意味がわかりにくいとは思います。

 いつもながら、字幕ははっきり覚えていないので、どの台詞かわかる目安程度で。

(費用はかかるけど、可能だわ。)

ドクター:字幕:全てやる。

    :英語:可能という言葉だけが聞きたい。

訳注:つまり“費用の心配など考えてない”という意味なのでのちにドクターがすぐに文無しになってしまうことにつながる。

 

ドクター:英語:医師でない(自分の仕事を失った)人生なんて

パーマー:英語:それでも人生であることには変わりない

Life without my work…

It’s still life.

訳注:↑これは字幕を覚えていないのですが、素敵な台詞だな、と思ったのでメモしてました。

 

もう一つ、腕時計の裏の刻印も素敵でした。

字幕は覚えてないのですが

Time will tell how much I love you. – Christine

(いずれ時がどれだけ私があなたを愛しているか教えてくれる)

 

ドクター:字幕:いつもはウケるのに

    :英語:普通みんな笑うのに

ウォン:字幕:仕方なくだろ

   :英語:お前の部下だからだろ

 

ドクター:字幕:彼女何歳なんだ?

    :英語:彼女どれ位エンシェント(古い)なんだ?

 

 

(どうやって覚えた?)

ドクター:字幕:瞬間記憶できるんだ。

    :英語:瞬間記憶(Photographicmemory=写真のように記憶できる)できるんだ。そのおかげでM..(医学士)Ph.D.(博士号)を同時に取得した。

 

カエシリウス:字幕:死んでも守るか?

      :英語:つまり守りながら死ぬということか?

 

(どこに行くの?)

ドクター:字幕:カルト集会へ

    :英語:カルト集会に遅れる

 

ウォン:字幕:それまではインフィニティ・ストーンは置いていけ

   :英語:それまではインフィニティ・ストーンをつけて外を歩くのはやめておけ

 

エンドクレジット最後:わき見運転はあなたや周りの人にとって大変危険です。責任をもって運転しましょう。 

訳注:実際の注意喚起のためと、注意書きが後にくる、というネタの一部でもあるのでしょうか 🙂

 

 

ラ・ラ・ランド A Lovely Night 歌詞訳

『ラ・ラ・ランド』のサウンドトラックが届いて3日。

同じデイミアン・チャゼル監督とジャスティン・ハーウィッツが音楽を担当した『セッション』も作品、音楽共に最高のクオリティでしたが、

予想通り、二人の作り出した『ラ・ラ・ランド』も最高のものになりそうです。

 

トレーラーで使用されている曲、City of StarsもAudition (The Fools Who Dream)の2曲もとても素敵ですが、

まずは A Lovely Nightの和訳から。

エマ・ストーンとライアン・ゴズリングのデュエット曲は夢のような曲です。

詩のような歌詞の中、「ポリエステルのスーツでキュートに見えるけど」と言うエマに「ウールだよ」と言い返すライアン。このおちゃめな掛け合い、ビデオを見ながら聴くと感動です。

 

A Lovely Night

セバスチャン:日はもうじき沈む

灯りがつきはじめ

銀色の輝きが海まで伸びるとき

 

恋人たちのために作られたような

こんな景色を前に

君と僕しかいないなんて

 

他の女と男なら

この最高の景色に喜ぶだろう

でも君と僕しかいない

なんの進展も望めない僕ら

あり得ないよね

君は僕のタイプじゃないし(ミア:ああそう)

キラキラ輝いても見えない

こんな素敵な夜が

まったくの無駄だね

 

ミア:何も望めない、って言うけど

はっきりさせようじゃない

言わせてもらうけど(セバスチャン:何を?)

 

ポリエステルのスーツでキュートに見えるけど(S:ウールだよ)

確かにあなたに全く魅力は感じないわ

きっとヒールを履いてないような誰かや

ロマンスを望んでる女の子には魅惑的かもしれないけど

私は何も感じないわ (S:ああ、そうか)

何も感じない以上に何も感じないわ (S:よかった、同意見だ)

そうよ

二人:素敵な夜がまったくの無駄

 

Ryan: The sun is nearly gone

The lights are turning on

A silver shine that stretches to the sea

We stumbled on a view

Thats tailored made for two

What a shame to our you and me

 

Some other girl and guy

Would love this worldly sky

But theres only you and i

And we’ve got no shot

This could never be

You’re not the type for me (Really)

And not a spark in sight

What a, waste of a lovely night

Emma: You say theres nothing here

Well lets make something clear

I think I’ll be the one to make that call (What’s your call)

And though you look so cute

In polyester suit (its wool)

You’re right I’d never fall with you at all

And maybe this appeals

To someone who’s not in heels

Or to any girl who feels

Theres some chance for romance

But I’m frankly feeling nothing (is that so)

Or it could be less than nothing (good to know so you agree)

Thats right

Both: What a waste of a lovely night

 

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