http://www.hollywoodreporter.com/news/2016-oscars-best-actor-won-869238
レオナルド・ディカプリオ: これだけは言わせていただきたいと思います。
「レヴェナント」は人間と自然との関係についての映画でした。
それはまさに2015年私たちが経験した史上最高の暑さを記録した世界です。
私たちは本作の撮影を続行するために地球の南端まで雪を求めて移動しなければなりませんでした。
気候変動は現実で、今まさに起こっていることなのです。
それは私たちすべての種が直面している一刻を要する危機であり、
皆が解決するために力を合わせ、ぐずぐずと先延ばしにすることをやめなければいけない事なのです。
私たちは環境破壊を進める大企業をサポートする政治家たちではなく、
すべての人々のため、
世界中の先住民たち、
そして気候変動の一番の打撃を受ける何億人もの、
何億人もの社会的、経済的に恵まれない人々のために活動する政治家をサポートしていかなければなりません。
私たちの子供たちの子供たちのため、
利権政治によって声をかき消されてしまった人々のために。
今夜この素晴らしい賞をくださった皆さんに感謝します。
どうか、この地球が当たり前にあるものだと思わないでください。
私も今夜の出来事を当たり前だと思わないように。
どうもありがとうございました。
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素晴らしいスピーチですね。
レヴェナントでは私の敬愛してやまないイニャリトゥ監督とルベツキ撮影監督が昨年に続き監督賞、撮影賞を受賞。うれしい限りです。
「タイタニック」や「ロミオ+ジュリエット」の頃のディカプリオは好きではありませんでしたので、”レオ様”と呼んだことはなかった私ですが、「華麗なるギャツビー」以降はレオ様と呼びたいと思えるようになりました。レオ様受賞、本当におめでとうございました。