ラ・ラ・ランド A Lovely Night 歌詞訳

『ラ・ラ・ランド』のサウンドトラックが届いて3日。

同じデイミアン・チャゼル監督とジャスティン・ハーウィッツが音楽を担当した『セッション』も作品、音楽共に最高のクオリティでしたが、

予想通り、二人の作り出した『ラ・ラ・ランド』も最高のものになりそうです。

 

トレーラーで使用されている曲、City of StarsもAudition (The Fools Who Dream)の2曲もとても素敵ですが、

まずは A Lovely Nightの和訳から。

エマ・ストーンとライアン・ゴズリングのデュエット曲は夢のような曲です。

詩のような歌詞の中、「ポリエステルのスーツでキュートに見えるけど」と言うエマに「ウールだよ」と言い返すライアン。このおちゃめな掛け合い、ビデオを見ながら聴くと感動です。

 

A Lovely Night

セバスチャン:日はもうじき沈む

灯りがつきはじめ

銀色の輝きが海まで伸びるとき

 

恋人たちのために作られたような

こんな景色を前に

君と僕しかいないなんて

 

他の女と男なら

この最高の景色に喜ぶだろう

でも君と僕しかいない

なんの進展も望めない僕ら

あり得ないよね

君は僕のタイプじゃないし(ミア:ああそう)

キラキラ輝いても見えない

こんな素敵な夜が

まったくの無駄だね

 

ミア:何も望めない、って言うけど

はっきりさせようじゃない

言わせてもらうけど(セバスチャン:何を?)

 

ポリエステルのスーツでキュートに見えるけど(S:ウールだよ)

確かにあなたに全く魅力は感じないわ

きっとヒールを履いてないような誰かや

ロマンスを望んでる女の子には魅惑的かもしれないけど

私は何も感じないわ (S:ああ、そうか)

何も感じない以上に何も感じないわ (S:よかった、同意見だ)

そうよ

二人:素敵な夜がまったくの無駄

 

Ryan: The sun is nearly gone

The lights are turning on

A silver shine that stretches to the sea

We stumbled on a view

Thats tailored made for two

What a shame to our you and me

 

Some other girl and guy

Would love this worldly sky

But theres only you and i

And we’ve got no shot

This could never be

You’re not the type for me (Really)

And not a spark in sight

What a, waste of a lovely night

Emma: You say theres nothing here

Well lets make something clear

I think I’ll be the one to make that call (What’s your call)

And though you look so cute

In polyester suit (its wool)

You’re right I’d never fall with you at all

And maybe this appeals

To someone who’s not in heels

Or to any girl who feels

Theres some chance for romance

But I’m frankly feeling nothing (is that so)

Or it could be less than nothing (good to know so you agree)

Thats right

Both: What a waste of a lovely night

 

こちらの記事も

『ラ・ラ・ランド』のエンディングに関してデイミアン・チャゼル監督が語る

 

ビッグバン☆セオリーのハワードことサイモン・ヘルバーグ


『マダム・フリーレンス!夢見るふたり』をご覧になって「演技も上手くてメリル・ストリープにも負けないくらいの存在感を放っているこのピアニストの人、誰?」、と思われた方も多いのではないでしょうか。

彼はアメリカの人気コメディドラマ『ビッグバン☆セオリー/ ギークなボクらの恋愛法則』の主演4人のオタク男子の中でも特にキモい(笑)ハワード・ウォロウィッツを演じるサイモン・ヘルバーグです。経済誌フォーブスが発表したアメリカのドラマ出演者の高額所得者ランキングではなんとトップ3のサイモン。ちなみにトップ4まではビッグバンセオリーの主演の4人が占めています。

子供の頃、空手は黒帯だったり、ピアノは16歳くらいまで習いジャズやロックも演奏していたとインタビューでは語っていました。現在は自分で監督し映画も撮っていたり多才です。

『マダム・フローレンス』ではピアノは全編サイモンが自分で演奏したというのには驚きました。

 

インタビューで素敵なことを言っていたのでメモしておきます。

インタビュアー:人々は彼女を笑ってはいたけれど、意地悪な意味でなく彼女の勇気を尊敬しているような意味が含まれていたように感じました。本作では人間らしさというものがうまく表現されていると思いますか?

サイモン・ヘルバーグ:ああ。そう願うね。

”情熱的”に失敗する、という事ほど人間らしいものはないんじゃないかな。

平凡を目指すよりも、高みを目指し…そう、空の星を目指したけれど届かなかった、というの方が愛らしいし、失敗した本人にとってだけでなく、見てる人にとっても胸躍る経験になるんじゃないかな。

‪訳注: “There’s nothing more human than failing passionately. Aiming high, aiming for the stars and falling short is very charming and very joyful both for the audiences and the person failing. ”

Failing passionately …”情熱的に、熱烈に失敗する” という言葉のポジティブさがいいですね。

(メリルが歌っているのを聞いていて、笑いをこらえるのが難しかった事はありませんか?)

SH:メリルと僕はたくさん笑ったよ。彼女に比べると僕は少なく笑ったかも。それは面白くなかったからではなくて、彼女を導いていく役柄からそうしなければいけないように感じていたからなんだ。

本物のコズメ・マクムーンとマダム・フローレンスの実際の録音を聴くと、マクムーンはマダムの拍子がはずれたり、音程がずれてしまったりした時にはさりげなく音で導いたり、カバーしてあげたりしているんだ。だから僕も同じような役割を果たさなければと感じていたんだ。

まあ、二人で笑い転げたりもしたけれどね。

 

ほかのインタビューでは

下手に歌うためには曲を熟知し、上手に歌えなければわざと下手に歌うことはできないんだよ、

とメリル・ストリープの偉大さもお話もしていました。

 

 

スティーヴン コルベアのThe Late Show。ジュリアード出身のミュージシャンとモーツァルトの”夜の女王”のピアノバトルからジャズアレンジで2人の連弾に。驚愕のアドリブセッション必見です。5:50〜

 

♪ 君がいなかったら ♪

人生はブルーだったろうな。僕はまるでターディスなしのドクター・フー。芯なしのローソク。クリックなしのワトソン。チーズなしのマカロニ。ウォズニアックなしのジョブス。Comなしのドット。そして多分まだママと住んでた。君に出会ってから人生はガラリと変わった。君は僕の夢と希望を応援してくれた。君がウラン235なら僕はウラン238。分離が不可能に近い同位体。僕の人生がこんなに良くなるなんて君に会った時には想像もできなかった。君がいなかったら人生は陰鬱だったろうな。まるでひもなしのひも理論。1なしの2進法。君がいなかったら僕はまるでジョス・ウィードンなしのファイヤーフライ、バフィー、アベンジャーズ。そしてもっとクリンゴン語を多用してた。…”

こんな言葉が延々と続く素敵なラブソングを歌うハワード。すっかりキモいオタクではなくなってます。

私もビッグバンセオリーが大好きでNetflixで見ていますが、まだシーズン3の中頃。この弾き語りはシーズン7に収録されているようです。幸せそうなハワードとバーナデットを見れてますます楽しみになります。

 

 

 

スター トレック ビヨンド Sledgehammer 歌詞日本語訳


スター トレック ビヨンド、最高でした。
トレーラーだけかな、と思っていたリアーナの”Sledgehammer” (スレッジハンマー)がエンドクレジットでも使われていて
物語の余韻をさらに素晴らしいものにしてくれていたと思います。

スレッジハンマーの歌詞はなかなかカッコイイものなので、和訳してみました。

sledgehammerとは岩や大型の物を壊したり、杭を打ち込んだりする柄の長い両手で使用するハンマーだそうです。
日本語の”鉄槌を下す”のような復讐的な意味も持つ歌なのかな、と思っていましたが
乗り越えられないような壁にぶち当たったような、絶望としか思えない体験も
力を振り絞り、復活し、自分が自分自身に力を与えられるようになる
sledgehammerのようになり、障壁をぶち砕いて進んで行く
エンパワーメントがテーマの曲のようです。
これはスター トレック ビヨンドの物語のようでもあります。

ポイントは I hit the wall「壁にぶち当たる」という意味のイディオムを
歌の後半、同じ言い回しで「私が壁を打つ」という意味に転換している点だと思います。英語ならではの表現ですね。

Sledgehammer / Rihanna

I hit a wall, I never felt so low, so low
Like a waterfall, my tears dropped to the floor (the floor…)
They left a swimming pool of salted crimes, crimes
(Ohh) what could I do to change your mind?
Nothing!

壁にぶち当たった
こんなに辛い思いは初めて
滝のように涙が床に落ちていく
ヒリヒリするような罪でプールを満たし行ってしまった
どうやったらあなたの気持ちを変えることができる?
できるわけがない

I’m bracing for the pain and I am letting go
I’m using all my strength to get out of this hole

痛みを覚悟で手放すわ
全力でこの穴から抜け出して見せる

I hit a wall, I thought that I would hurt myself
Oh I was sure, your words would leave me unconscious
And on the floor I’d be lying cold, lifeless
But I hit a wall, I hit ‘em all, watch the fall
You’re just another brick and I’m a sledgehammer…
You’re just another brick and I’m a sledgehammer…

壁にぶちあたった
もうダメだと思った
きっとあなたの言葉に私は打ちのめされ、
そのまま冷たく床に動けなくなるだろうと思っていた
でも私は壁を打つ、叩き壊して、崩れ落ちるのを見届ける
私はハンマーであなたなんてただのレンガでしかない
私はハンマーであなたなんてただのレンガでしかない

Yeah I hit a wall, I prayed that I would make it through (make it through)
I can’t survive a life that’s without you, that’s without you, yeah
And I will rise up from the ashes now, the ashes now
Oh the sparrow flies with just the crumbs of loving spilled, yeah

そう。私は壁に当たったの、やり抜けることを祈ってた
あなたなしでは生きていけない
私は灰から復活する 今
スズメがこぼれた愛の屑を持ち飛んでいく

I was bracing for the pain and then I let it go
I gathered all my strength and I found myself whole

痛みを覚悟して、そして手放したの
力をふりしぼって、持ちこたえてる

I hit a wall, I thought that I would hurt myself
Oh I was sure, your words would leave me unconscious
And on the floor I’d be lying cold, lifeless
But I hit a wall, I hit ‘em a, watch the fall
You’re just another brick and I’m a sledgehammer…
You’re just another brick and I’m a sledgehammer…
You’re just another brick and I’m a sledgehammer…
(You’re just another brick and I’m a sledgehammer…)

壁にぶちあたった
もうダメだと思った
きっとあなたの言葉に私は打ちのめされ、
そのまま冷たく床に動けなくなるだろうと思っていた
でも私は壁を打つ、叩き壊して、崩れ落ちるのを見届ける
私はハンマーであなたなんてただのレンガでしかない
私はハンマーであなたなんてただのレンガでしかない…

アラン・カミング特集2☆ Alan Cumming singing “WHY”

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チョコレート・ドーナツを観てからアラン・カミングの歌をたくさん聞いてみたいと思われた方も多いのではないでしょうか。
もちろん、私もその一人です。
アラン・カミング特集1ではスタバの店員さんに恋するTaylor the Latte Boy の歌詞の日本語訳を掲載しましたが、今回はもう少ししっとりとした切ないナンバーをご紹介します。
オリジナルはアニー・レノックスというアランと同じスコットランド出身のミュージシャンがソロ活動第一弾として発表したアルバムのオープニングトラック。
いくつものライブパフォーマンスもYouTubeにはアップロードされていて
特にこれなどはしみじみ聞くと泣けてきます。(基本的に私は涙もろい)
切ないけれどとてもパワフルな歌詞でアランの歌っている動画で初めて知ったのですが、この曲自体もとても気に入っています。

アニー・レノックスはのちにこの曲についてこう語っています。
“人生は時にとても不可解で、延々とどうすべきなのか悩み続けている自分がいることに ふと気が付くことがあります。
また、物事から受けた影響を見つめる事でもあります。
辛く失望に終わった闘いを終えた時、燃えて残った灰を見てを熟考し、自分自身に あれはいったいなんだったのか、と問うのです。まるで倒壊し燃え落ちた建物の残骸のようにです。“

「燃えて残った灰」!そんな重い思いが描かれている曲なのですね。
アランが曲の最後にニッコリとほほ笑むのがとても印象的です。

When you
This beautiful song was originally sang by Annie Lennox.
I saw several performances of this song by her and all of them are really powerful and touching.
This one especially makes me cry. :*

Annie blogged regarding this song, when promoting her 2009 greatest hits album: The world can be so baffling at times, so you find yourself constantly trying to figure it out…. It’s also about looking at the aftermath of things. After all this darkness and disappointment with the personal battles you’ve gone through…Contemplating the ashes of experience, and questioning what it was ever all about. It’s like the remains of a building that’s crashed and burned to the ground.” Source

Alan’s performance is as touching as hers.
How Alan smiles at the end of the song makes me smile. 🙂

 

“Why”
How many times do I have to try to tell you
That I’m sorry for the things I’ve done
But when I start to try to tell you
That’s when you have to tell me
Hey… this kind of trouble’s only just begun

I tell myself too many times
Why don’t you ever learn to keep your big mouth shut
That’s why it hurts so bad to hear the words
That keep on falling from your mouth
Falling from your mouth
Falling from your mouth
Tell me…
Why
Why

何度となくあなたに私が悪かったわ、と言おうとするけど
あなたは決まって こんなのは序の口だって言う

私は自分自身に何度となく“いつになったら 何も言わない方がいい、って学ぶの?”と言い聞かせる
だから彼の口からこぼれ落ちる言葉にひどく傷つけられるのよ、と
あなたの口からこぼれ落ちる言葉
あなたの口からこぼれ落ちる言葉
ねえ、教えてよ
どうして
どうして

I may be mad
I may be blind
I may be viciously unkind
But I can still read what you’re thinking
And I’ve heard is said too many times
That you’d be better off
Besides…
Why can’t you see this boat is sinking
(this boat is sinking this boat is sinking)

私は狂ってるのかもしれない
私には見えてないのかもしれない
私は意地悪で優しくないのかもしれない
でもあなたが考えてる事はまだわかる

何度も聞いたわ“俺なんかと別れた方がお前にとっていいはずだ
それに
この船は沈みかけてるって見えないのか
(俺達の関係はもう終わりだ)“ って

Let’s go down to the water’s edge
And we can cast away those doubts
Some things are better left unsaid
But they still turn me inside out
Turning inside out turning inside out
Tell me…
Why
Tell me…
Why

それなら水際まで行ってこんな疑念は投げ捨ててきましょうよ
言わない方がいい事もあるけど
私もおかしくなりそうなの
教えてよ
どうして
教えてよ
どうして

This is the book I never read
These are the words I never said
This is the path I’ll never tread
These are the dreams I’ll dream instead
This is the joy that’s seldom spread
These are the tears…
The tears we shed
This is the fear
This is the dread
These are the contents of my head
And these are the years that we have spent
And this is what they represent
And this is how I feel
Do you know how I feel ?
‘cause i don’t think you know how I feel
I don’t think you know what I feel
I don’t think you know what I feel
You don’t know what I feel

This is the book I never read
These are the words I never said
This is the path I’ll never tread
These are the dreams I’ll dream instead
This is the joy that’s seldom spread
These are the tears…
The tears we shed
This is the fear
This is the dread
These are the contents of my head

これが私が読まなかった本
これは私が言わなかった言葉
これが私が進まなかった道
これが私が代わりに夢見た夢
これがめったになかったささやかな喜び
これが涙
私たちが流した涙
これが恐れ
これが恐怖
これが私の頭の中
そしてこれが私たちが過ごした年月
そしてこれがその結果
私の気持ちがわかる?
わからないでしょう?
あなたはわからないでしょう

これが私が読まなかった本
これは私が言わなかった言葉
これが私が進まなかった道
これが私が代わりに夢見た夢
これがめったになかったささやかな喜び
これが涙
私たちが流した涙
これが恐れ
これが恐怖
これが私の頭の中

日本語訳 Japanese translation by @_PepperBlue

アラン・カミング特集1☆ Alan Cumming’s Taylor the Latte Boy

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チョコレート・ドーナツを観てしばらく経ちますが、未だに毎日チョコレートドーナツの事を思い出さない日が無い位です。
いつもサントラも聴いていて、アラン・カミングの歌を聞いては彼の深い演技を思い出してます。

It’s been a while since I saw Any Day Now in the theatre, but everyday I am still thinking aboout how beautiful that movie was.
I listen to its soundtrack everyday, too.
Listening to Alan singing Rudy’s songs, I remember the scenes of Any Day Now and think how great actor he is.

I like Alan Cumming’s cover version of Taylor the Latte Boy because it’s sweet and has a happy ending!
Well, this happy ending is understandable.
Just imagine Alan Coming up to the counter and smile at you,
no matter who you are, a male or female, who can resist his smile and attraction. 🙂

スターバックスで働く男の子に恋をした女性の歌、”Taylor the latte boy” という曲があります。
元々は純粋な気持ちを歌ったオリジナルだったようですが、
クリスティン・チェノウェスの一方的に恋心を抱き、全てを勘違いしている女子的なカバーが有名なみたいです。
彼女のカバーにはスタバの店員、テイラーくんがストーカー的な彼女を迷惑がる気持ちを歌ったアンサー ソングのようなものもネットも多くアップロードされてます。
正直、アンサーソングのテイラー君は歌詞を聞いてると恋する女の子に意地悪で酷くて、悲しい気持ちになるくらいなのです(笑)。
こんなテイラー君に恋する女性も恋は盲目だからしかたないのでしょうが・・・彼はろくな男じゃないわ。

さて、そんな中、我らがアラン・カミング王子のカバーは楽しく優しいんです。
そして、ハッピーエンド!
一人称はアラン自身でテイラー君に恋をしてるという設定なのでもちろん、バッドエンドにはしたくなかったのかもしれませんw
それに、アランがお客さんでお店に来て自分に向かってほほ笑んでたらテイラー君だってきっと彼の魅力にうっとりしてしまうでしょう。

“Taylor The Latte Boy”
There’s a boy who works at Starbucks
Who is very inspirational.
He is very inspirational because of many things.

I come in at 8:11, and he smiles and says, “How are you?”
When he smiles and says, “How are you?”
I could swear my heart grows wings!
スターバックスで働く男の子がいて
心をときめかせてくれるの
とにかく素敵でね

いつも私は8:11に店に入り、彼は笑顔で “調子はどう?” と聞く
彼が笑顔で調子はどう?と聞く時
僕の心は舞い上がる

So today at 8:11
I decided I should meet him
I decided I should meet him
In a proper formal way.

だから今日の8:11は
彼に自己紹介してみようと思ったの
彼に自己紹介してみようと思ったの
きちんとしたやり方で

So today at 8:11 when he smiled and said “How are you?”
I said “Fine, and my name’s Alan”
And he softly answered, “Heyy.”
And I said “My name is Alan, and thank you for the extra foam…”

それで今日の8時11分、彼が笑顔で“調子はどう?”と聞いた時、
“いいよ。それから僕の名前はアラン。” と言ったんだ。
すると彼はやさしく “よろしく” って
“僕の名前はアラン、それからミルクの泡を多めにしてくれてありがとう” と言ったんだ。

And he said his name was Taylor,
Which provides the inspiration for this poem:
彼は“僕はテイラー”、と言った
それがこの詩の元となったんだ

Taylor the latte boy,
Bring me java, bring me joy!
Oh Taylor the latte boy,
I love him, I love him, I love him…

テイラー、ラテ・ボーイ
僕にコーヒーを届けて、喜びを届けて
ああ、テイラー、ラテ・ボーイ
彼が好き、彼が好き、彼が好きなんだ

So I’d like to get my nerve up
To recite my poem musical.
He would like the fact it’s musical
Because he plays guitar.
And today at 8:11, Taylor told me he was playing
In a band down in the village in the basement of a bar.

勇気を振り絞って
この詩をミュージカル調に歌えたらと思う
きっと彼はミュージカルであることを気に入ってくれると思う
だって彼はギターを弾くし
今日の8時11分、テイラーは
街の先のバーの地下でバンドとギターを弾いてる、って教えてくれたんだ

And he smoothly flipped the lever to prepare my double latte,
But for me he made it triple! And he didn’t think I knew
But I saw him flip the lever, and for me he made it triple,
And I knew that triple latte meant that Taylor loved me too!
I said, “What time are you playing? And thank you for the extra skim…”
He said, “Keep the $3.55,” because this triple latte was on him.

そして彼はスッとレバーを動かして僕のダブルラテを作ってくれた。
でも、それはトリプルだった。僕が気付いた事を彼は知らなかったけど
でも 僕は見たんだ、彼がレバーを操作するところ。僕にはトリプルにしてくれたとこ。
それでわかったんだ、トリプルラテの意味はテイラーも僕を好きだということだって
僕は “何時に演奏するの?それから、多めにしてくれてありがとう”、って言った。
彼は“$3.55はとっておいて。これのトリプルラテは僕のおごり”、って言ったんだ。

Taylor the latte boy,
Bring me java, bring me joy!
Oh Taylor the latte boy,
I love him, I love him, I love him…
テイラー、ラテ・ボーイ
コーヒーを運び、幸せを運んで!
ああ、テイラー、ラテ・ボーイ
彼が好き、彼が好き、彼が好きなの・・・

I used to be the kind of boy who’d run when love rushed over.
So, finally a voice whispered “Love can be yours, if you step up to the counter, and order.”
僕はいつも恋が近づいてくるたび 臆病になっていたけれど
“カウンターまで行って注文すれば愛は君のものだよ”、という囁きが聞こえたんだ

Taylor, the latte boy
Bring me java, bring me joy
Oh Taylor the latte boy
I love him, I love him, I love him.
テイラー、ラテ・ボーイ
コーヒーを届けて、幸せを届けて
ああ、テイラー、ラテ・ボーイ
彼が好き、彼が好き、彼が大好き

So many years my heart has waited,
Who’d have thought that love could be so caffeinated?
Taylor, the latte boy,
I love him, I love him, I love him.
I love him, I love him, I love him.

僕のハートはずっと待っていた
愛にこれほどもカフェインが含まれてたなんて

テイラー、ラテ・ボーイ
彼が好き、彼が好き、彼が好きなの
彼が好き、彼が好き、彼が好きなの

日本語訳 Japanese Translation: @PepperBlue

チョコレートドーナツ サウンドトラックに込められたメタファーと歌詞訳 Music of Any Day Now

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I’ve gone to see Any Day Now for four times already, but still can’t get enough of it.
I really love this movie.
Thank you, Travis Fine.
After the Japanese translation of the lyrics of I shall be released, let us review the songs that were used in the film.
There are a lot of metaphorical meanings behind the songs.

(2014/06/25 追記:昨日4回目を観てきました。ちょこちょこ追記していきます。)

まずはI shall be releasedの歌詞訳。
ボブ・ディランの原曲の歌詞でなく、
チョコレートドーナツのサウンドトラックの中で使われた歌詞を聴きとり少し英語を修正しています。

“I Shall Be Released”

They say everything can be replaced
They say every distance is not near
I remember every face
Of every man who put me here
人はどんなものにも代わりがきくと言う。
どこへ行くのにも道は遠い、と言う。
私は私をここに追いやった人々の顔を思う。

They tell you every man must have protection
Then they tell you every man is bound to fall
Me, I swear I see my reflection
Somewhere far beyond these walls
人はみな守られる権利がある、と言い
人はみな落ちていく運命にある、と言う
私はというと
この壁の超えた遠くに自分の姿が見える

I see my light come shinin’
From the west down to the east
Any day now, any day now
I shall be released
私の光が輝きながらやってくるのが見えるの
西から東へと
もうすぐ、もうすぐ
私は解き放たれる

Yonder stands a man in this lonely crowd
A man who swears he’s not to blame
All day long I hear him calling
He’s crying out that he’s been framed
孤独な群衆の中に立つあの男は
自分は誓って何も悪い事はしていない、と言う
一日中彼の叫び声が聞こえる
自分はめられたのだと

But, I see my light come shinin’, come shinin
From the west down to the east
Any day now, any day now
I shall be released

でも私の光が輝きながらやってくるのが見えるの
西から東へと
もうすぐ、もうすぐ
私は解き放たれる

They tell you, they tell you every man must have protection
And they tell you that, tell you that every man must fall
I swear, I swear I see my reflection
Far beyond these walls

人はみな守られる権利がある、と言い
人はみな落ちていく運命にある、と言う
私はというと
この壁の超えた遠くに自分の姿が見える

That’s right,
I see my light come shinin’
From the west down to the east
Any day now, any day now
I shall be released
そう
私の光が輝きながらやってくるのが見える
西から東へと
もうすぐ、もうすぐ
私は解き放たれる

Yes, I see my light come shining
From the west down to the east
And I swear, I swear, I swear my love,
we shall be released
そう、 私の光が輝きながらやってくるのが見えるの
西から東へと
そして誓うわ、誓うわ
愛しい人よ
私たちは絶対に解き放たれる

アラン・カミングや監督のインタビューでも言われていましたが、
どの曲も物語を語っているんですよね。
ボブ・ディランの原曲は冤罪で囚われた男の歌のようですが、
ルディの歌も同じように社会の不条理にとらわれながらも、
これは間違っていると信じ、
きっともうすぐこんな不条理から解き放たれる時代が来る、という意味なのでしょうね。

監督はまたインタビューで歌の収録は撮影の約2週間前に行い、撮影に挑んだ、とおっしゃってました。
最近コーエン兄弟が”インサイド・ルーウィン・デイヴィス”という映画で歌をライヴ撮影したことで話題になっていましたが、
この作品もそうできていたらもっと迫力があったでしょうね。

これだけ映画が人気になっているのに、サウンドトラックのCDが国内では扱われてないようで、
現在はitunesかamazonでMP3版のダウンロードのみのようです。
私はamazonで購入しました。最初はアラン・カミングの曲のみ購入したのですが、
Metaphorical Blanketや使用されたソウルミュージックも欲しくなり、
結局次の日にはアルバムを買いました。

全曲とてもいいです。
リンクから試聴できます。

ちなみにamazon.com には同じ内容でCDもあります。
Any Day Now (Original Motion Picture Soundtrack)

以下、サントラに含まれる曲を中心に集めました。
ネタバレ含みます。


“Come to me” ルディとポールの出会いの曲。

ザ・ガーディアン紙のウェブサイトのインタビュー記事
「僕の女装は本当に滑稽だし、リハーサルしてもステップが覚えられなくて、
でも、僕じゃなくて基本的に周りが踊ってくれる役で助かったよ」と言っていますが、
えーー!あんなにミュージカル「キャバレー」でもダンスしたりしてるのに、女装してダンスとなると別なのでしょうかね><

Alan says in the interview with the Gurdian, “I think I look ridiculous in drag. We’d be doing rehearsals and I couldn’t get the steps. Thank goodness I’m the person everyone else dances around.”

Ah… Alan, We see you dancing around in the Cabaret, but is it a different thing when you are in drag? 😉


The Honey Cone – One Monkey Don’t Stop No Show
”サルが1匹いなくたってショーは続く”
(こちらもルディのショーで使われた曲でしたが、動画がみつからなかったので)

Oh, one monkey
Don’t stop no show
If you don’t want my love
You’re free to go
サルが一匹いなくなってもショーは続くの
もし、私の愛がいらないのなら
どこへでもいってちょうだい

そんなポールへむけられる歌詞のメタファーが隠されていても、
ポールが来てくれた事がとても嬉しそうなルディでした。

Despite the lyrics, Rudy looked really happy that Paul came to the bar again.

ルディの生い立ちそんなに聞きたいの?ソング。
Rudy’s “You really wanna know about me?” song.
It’s a shame they did not include this track in the Soundtrack.
I like the way how Paul admires Rudy.
There is certainly a great chemistry between Alan Cumming and Garret Dillahunt.
Wonderful casting.

この曲の最後のポールのルディに完全に魅了されたような表情がとても好きです。
この曲はサントラに含まれていないのが残念です。

ルディは自分の過去を話すのを避けますが、
ポールのオフィスにマルコを連れ初めてアドバイスを求めて訪ねた時、目の色変えて”施設がどんなひどいところか知ってるでしょ”、と言ったり、
マルコが家庭局に連れて行かれる時に見せるやるせない表情、きっとルディも同じような事を経験し施設で育ったのだろうな、と思いました。
Rudy avoids to talk about himself, but many moments of this movie make it easy to imagine that Rudy might have had the same experience when he was a child.


0:38~ Miracles by Marty Balin
施設から抜け出し、うちを探しさまよっていたマルコを保護し、
ソファにマルコを寝かし、ずっとこうして一緒に暮らせたら、と思い始めるルディ。
バックに流れるのは Miraclesという曲(0:38辺りから とても音は小さいですが)。

If only you believe like I believe, baby
We’d get by
If only you believe in miracles, baby
So would I
もし君が僕と同じように信じてくれたら
きっとうまくいくよ
もし君が奇跡を信じるのなら
僕も信じるよ

I suppose Rudy was hoping that miracles to happen. :**
ルディはこのままマルコを自分の元においておけたら、奇跡が起きたら、と思っていたのかな、
と思うと切なくなります。


Come To Me

幸せいっぱいのルディたち。
ポールからプレゼントされたテープレコーダーに初めて吹き込むのは
バラード調にアレンジされたポールと初めて会った時の思い出の曲。
ルディの歌をポールと聞くマルコの幸せそうな表情。
How Marco looks happy when he listens to Rudy sing.
So genuine.

監督はインタビューで編集の作業で長時間撮影したフィルムを見続けたけれど
どの瞬間も演技ではなく本物のようだった、というような事をおっしゃってました。

Come to me
When your world is empty and cold
Come to me
When you need someone you want to hold
Come to me
In my arms I will keep you safe and warm
Come to me
I will shelter you from the storm
私のところへ来て
あなたの世界が空っぽで冷たいのなら
私のところへ来て
誰かに抱きしめて欲しいなら
私のところへ来て
腕の中で温かく守ってあげるから
私のところへ来て
嵐からあなたを守ってあげるから

ポールとの出会いの時はポールへ向けた歌詞だと読み取れ、
ここではマルコへの愛がとても感じられる歌詞です。
At the beginning of the movie, this song was dedicated to paul,
and here, it is dedicated to Marco.
I feel Rudy’s infinite love to Marco.


Don’ leave me this way
(映画のクリップからはこの曲が見つかりませんでした)
招待されたパーティでマルコがディスコダンスを披露する楽しいシーンでもあり、
また ”いとこ” と二人の関係を偽るポールにいら立つルディ。
曲の歌詞は
Don’t leave me this way
I can’t survive, I can’t stay alive
Without you love, oh baby
Don’t leave me this way
I can’t exist, I will surely miss
Your tender kiss
So don’t leave me this way
こんなの嫌よ
こんなんじゃ生きていけない
あなたなしじゃ無理なの
あなたの優しいキスがなければ
私は生きていられない

という感じなので
一瞬、事務所のモニカと仲良くするポールにヤキモチを焼いているかのようにもみえますが、
本質はゲイのカップルであると公言できない事に憤りを感じているのだと
テラスに出た時にするポールとの会話でわかります。
Here, Rudy is not upset because he is jealous watching Monica being close to Paul in the party,
but he is upset because they have to hide their relationship all the time.

Love Don’t live Here Any More
”もう愛はここにない”

YouTubeの動画だと途中までですが、サントラだと最後まで収録されていて本当に聴き惚れます。
裁判で負け、正義なんてないのか、と落胆するポールに対し、
黒人の弁護士が「法律学校でそれを最初に習わなかったのか…それでも戦うんだ」という一言。

この黒人の弁護士さんの言葉はどれも重みがありました。
字幕がよく覚えていないのですが、英語でその後、こういう事を言っていました。

“Go home and get on with your life.
I know it hurts like hell at the beginning, but time is a great healer.”
”家に帰って、くじけないで前へ進むんだ。
はじめは死ぬほど苦しいかもしれないが、時間が癒してくれる。”

I really loved every word of the black lawyer.
He must have experienced tons of injustice, but he kept on fighting.


I shall be released
ラストのシーン。
こちらもサントラだとノーカットで聴けます。

動けなくなるようなラスト、エンドクレジットと共にルーファス・ウェインライトのMetaphorical Blanketが流れ、
メタフォリカル・ブランケットに温かく包まれるようです。
動画はなかったので、Lakeshore Recordのサウンドクラウド。
リンクをクリックして聴く事ができます。

‘Metaphorical Blanket by Rufus Wainwright – Any Day Now Soundtrack’ by @LakeshoreRecs on #SoundCloud

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追記:2014.8.1.にCDのサウンドトラックが発売されます!(o^^o)

アナと雪の女王 Do you want to build a snowman 日本語訳。英語の歌詞にできるだけそって訳してみました。パート2

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せっかくなので ”Do you want to build a snowman” も英語の歌詞にできるだけそって細かに訳してみました。 :)

“Do you want to build a snowman?”

Anna:
Elsa?
(Knocking: Knock, knock, knock, knock, knock, knock)
Do you wanna build a snowman?
Come on lets go and play
I never see you anymore
Come out the door
It’s like you’ve gone away-
We used to be best buddies
And now we’re not
I wish you would tell me why!-
Do you wanna build a snowman?
It doesn’t have to be a snowman.

アナ:

エルサ、

雪だるま作りたくない?

一緒に行って遊ぼうよ

もうずっと会ってない

出て来てよ

まるで遠くに行っちゃったみたい

一番の親友だったのに

今は違うの

理由を教えてくれたらいいのに!

雪だるま作りたくない?

雪だるまじゃなくったっていいんだよ

Elsa:
Go away, Anna

Anna:
Okay, bye…

エルサ:あっちへ行って、アナ。

アナ:わかったよ。じゃあね・・・

(Knocking)
Do you wanna build a snowman?
Or ride our bike around the halls
I think some company is overdue
I’ve started talking to
the pictures on the walls-
(Hang in there, Joan!)
It gets a little lonely
All these empty rooms,

Just watching the hours tick by-
(Tic-Tock, Tic-Tock, Tic-Tock, Tic-Tock, Tic-Tock)

アナ:

((ノック ノック))

雪だるま作りたくない?

広間中を二人の自転車に乗って遊んでもいい

誰かさんは来るのがあまりにも遅いから

私は壁の絵に話かけ始めちゃったくらい

(ジャンヌ、がんばって!)

少し寂しいんだよね、

空っぽの部屋ばっかり

時間が過ぎてくのを見てるだけ

(チクタク チクタク チクタク)

(Orchestral)

Anna:
(Knocking)
Elsa?
Please, I know you’re in there,
People are asking where you’ve been
They say “have courage”, and I’m trying to
I’m right out here for you, just let me in
We only have each other
It’s just you and me
What are we gonna do?

Do you wanna build a Snowman?

アナ:
((ノック ノック))
エルサ。
お願い。そこにいるんでしょう。
人々はあなたがどこにいるのか、って聞いてくる
みんな「気を強く持て」って、私も努力はしてるけど
私はいつでもあなたのためにここにいるよ  ただ中に入れて。
私たち、お互いしかいないの
あなたと私
私たちどうしたらいいの?
雪だるま作りたくない?

訳 Japanese translation by pepper

ちなみに、この曲は“Let it go” の日本語版 ”ありのままで” のように大きく意味が変えてある部分は無いと思いますが
細かに対訳を付けてみようかな、と思いやってみただけです。 ^^

海外のファンの中には
「ジャンヌ、がんばって!」という台詞を深読みすると
単に壁にジャンヌ ダルクの絵が掛っているからだけでなく、
ジャンヌ・ダルクはフランスに勝利をもたらした英雄でもあるけれど、
魔女とされ最後には火刑にされてしまい
氷の魔女ともとれるエルサと重なる(涙)、
またアナの呼びかけは「エルサ、がんばって」とも解釈できる、とおっしゃってる方もいらっしゃいました。

もうひとつ、今まで気がつきませんでしたが、
自転車は1台なんですよね。
動画を見ると2人乗り自転車なんですね。(涙)
ride our bike around the halls
”our bike” – our bikesでない、つまり ”2人の自転車” でいくつもの広間の中を乗り回そう

結構見逃してる点があったりしますね。

アナと雪の女王 Let it go 日本語訳。 英語の歌詞にできるだけそって訳してみました。

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今日はピエール瀧さんのオラフの声が聞きたかったので

吹き替えで「アナと雪の女王」を観てきました。

良かった。でも、英語で観た時と何かが違うんだなあ、と。

一番違和感を感じたのは

「ありのーままのー姿みせるのよー」と日本語で繰り返された所なのかな、と

実際,

“Let it go” を吹き替えに合うように詞訳するのは難しいのは良くわかる。

日本語と英語の違い、言葉の意味と響き、文字数、アニメの口の動きと合わせる必要性とか

だけど、Let it goの意味は「ありのままの姿見せるのよ」では無い。

(物事をありのまま受け入れよう、という意味にとることはできても)

Let it goの意味を英語的に考えたら (下線部”it” が指すものを答えよ 的に 笑)

この曲の内容から ”it” が指すもはエルサがしてきた今までの必死の努力。

必死でがんばったけど、上手くいかなかった、もういいや、あきらめよう というところがこの曲の出発点。

それがあった上での ありのままの自分でいいんだ、というメッセージなんだと理解してます。

 

まあ、個人的な見解です。

 

 

こちらが私が原文の意味にできるだけそって訳したものです。

“Let It Go”

The snow glows white on the mountain tonight
Not a footprint to be seen
A kingdom of isolation,
And it looks like I’m the Queen.
白く輝き雪が山に降り積もる今夜

足跡一つ残らない

孤立した王国、

そして私はその女王のようね。
The wind is howling like this swirling storm inside
Couldn’t keep it in, heaven knows I tried
風は心の中を渦巻く嵐のように唸り響く

抑えておく事が出来なかった 私の努力を神様は知ってるわ
Don’t let them in, don’t let them see
Be the good girl you always have to be
Conceal, don’t feel, don’t let them know
Well, now they know
誰も中に入れてはいけない、誰にも見られてはいけない、

いつも良い子でいなければならない

隠し、感じてはいけない、人々に知られてはならない

でも、もう知られてしまった
Let it go, let it go
Can’t hold it back anymore
Let it go, let it go
Turn away and slam the door
もういいわ、これでいい

これ以上は抑えられない

もういいわ、これでいい
背を向け、ドアを閉めるの

 

I don’t care
What they’re going to say
Let the storm rage on,
The cold never bothered me anyway
誰に何を言われても

気にはならない

嵐よ、吹き荒れればいい

元々、寒さなんて平気だったの
It’s funny how some distance
Makes everything seem small
And the fears that once controlled me
Can’t get to me at all
こうして離れて見ると、

全てが小さく見えて不思議ね

私を支配してきた恐れは

私の近くにも寄ってこない
It’s time to see what I can do
To test the limits and break through
No right, no wrong, no rules for me
I’m free
今こそ、何ができるか試してみる時
限界を知り、打ち破ってみる

正解も間違えもルールもないわ

私は自由

 

Let it go, let it go
I am one with the wind and sky
Let it go, let it go
You’ll never see me cry
もういいわ、これでいい

自然に身を任せるの

もういいわ、これでいいの

もう泣くこともないわ

Here I stand
And here I’ll stay
Let the storm rage on

ここに私は立ち、ここに残る

嵐よ、吹き荒れればいい

【2014年5月8日 追記】 この記事を投稿したあの日、気持ちだけでばーっと訳し、
時間も無かったので最後の部分は訳していなかったのですが、
今、お昼休みに訳してみました。
実際の英語の歌詞を日本語にすると それもまた美しいですね。

My power flurries through the air into the ground
My soul is spiraling in frozen fractals all around
And one thought crystallizes like an icy blast
I’m never going back, the past is in the past

私の力が空気をつたい大地へ降りそそぐ

私の魂は辺り一面の氷の結晶の中を渦を巻き駆け上がる

思いは凍てつくような突風の速さで形になっていく
(訳注:crystallize には結晶化、具体化の意味がある。両方の意味をかけている)

もう2度と戻らない、

過去は過去の中に!

Let it go, let it go
And I’ll rise like the break of dawn
Let it go, let it go
That perfect girl is gone
Here I stand
In the light of day
Let the storm rage on

The cold never bothered me anyway!

これでいいの、これでいいの

そして私は夜明けのように立ち上る

これでいいの これでいいの

あの完璧な少女はもういない

朝の光の中、私はここに。

嵐よ吹き荒ればいい

寒さなんて元々平気だったの

 

/日本語訳 Japanese translation by Pepper

 

そしてこちらは本物の日本語版の歌詞。

”戸惑い、傷つき、誰にも打ち明けずに 悩んでた” という部分はオリジナルの英語の歌詞にはないですよね・・・

 

 

降り始めた雪は足あと消して 真っ白な世界に一人の私

風が心にささやくの このままじゃダメだんだと

戸惑い傷つき誰にも打ち明けずに 悩んでたそれももう やめよう

ありのままの姿見せるのよ ありのままの自分になるの

何も怖くない 風よ吹け 少しも寒くないわ

悩んでたことが嘘みたいで だってもう自由よ

なんでもできる どこまでやれるか自分を試したいの

そうよ変わるのよ 私

ありのままで空へ風に乗って ありのままで飛び出してみるの

二度と涙は流さないわ

 

 

 

シルヴァの音楽センス

スカイフォールを先週と今週(IMAX)で2回観ましたが、中毒になる作品です。

みんなかっこいいのですが、悪役シルヴァとシルヴァを演じるハビエル・バルデムに夢中です。

シルヴァ役のハビエル・バルデムのいろいろなインタビュー動画やBBCのグラハム・ノートン・ショー動画などで見ましたが、ホントに中身も素敵な方です。

javier-bardem-skyfall-poster

The sky didn’t fall down. It was me who fell down from the sky. Hit my head so badly. Deeply in love with Javier Bardem… #Skyfall

SKYFALL

ボンド役のダニエル・クレイグとシルヴァ役のハビエル・バルデム

さて、今回2回目を観た時、シルヴァの選曲のセンスにしびれました。

簡単ですが、シルヴァがヘリコプターから大音量で流してた曲の歌詞です。

こんな選曲をするおちゃめなシルヴァにますます夢中になってしまいます。

Boom Boom/ The Animals

The lyrics of the song which Silva was playing from the helicopter when he was coming to Skyfall… He does have a great taste of music. xD

Boom boom boom boom
Gonna shoot you right down
Take you in my arms
I’m in love with you
Love that is true

Boom boom boom boom
おまえを撃ち落としてやるぜ
オレの腕の中に入れて連れ帰ってやる
おまえに惚れてるんだ
本物の愛さ!

Boom boom boom boom
I like the way you walk
I like the way you talk
When you walk that walk
and you talk that talk
You knock me out
Right off of my feet

Boom boom boom boom
おまえの歩き方が好きさ
おまえの話し方が好きさ
その話し方に
その歩き方に
おれは完全にノックアウトされちまう

C’mon and shake,
Shake it baby
Shake it up baby
Shake it baby
C’mon now baby
Shake it baby
I don’t mean maybe
本気で言ってるんだ
Shake it baby
You’re driving me crazy
おまえに完全に夢中さ
Shake it baby
C’mon, c’mon
Shake it baby
All right, all right
The way you walk
The way you talk
When you walkin’ that walk
And talkin’ that talk
You knock me out
Right off of my feet
I need you right now
I mean right now
I don’t mean tomorrow
I mean right now
C’mon, c’mon
C’mon shake it up baby
Boom boom boom boom

Shake it やC’mon など日本語に上手く訳せない箇所はそのままにしました。
訳/Japanese translation by @_pepper_potts

Javier-Bardem-Vous-ne-saurez-rien-sur-Skyfall_portrait_w532

もう一曲、シルヴァが島で大音量で流していた曲。

こちらはフランス語なので、ツイッターで歌詞の意味が掲載されている、と教えていただいた以下のサイトよりお借りさせていただきました。

http://blog.livedoor.jp/aara/archives/51630393.html

 ブン

時計が刻んでいる音がする…tic tac tic tacと
湖の鳥たちが鳴いているよ…pic pic pic picと
Glou glou glouとすべての七面鳥が鳴いている
可愛らしいベルの音が…ding din don
だけど…

Boum
僕たちの心が”Boum”と高鳴るとき
皆といっしょに彼も”Boum”と言わせる
そして、それは目醒めた愛の音なのさ
Boum
それは歌う…”Love in bloom”(咲き誇る愛)を
この”Boum”のリズムに
誰が耳元で”Boum”と囁き続けるだろう

昨日からすべては変わり始めたのさ
そして街路には窓から見つめる目があるはずさ
そこにはリラの花束を持って、緊張している手があるだろう
海の上には太陽が昇っているのだ

Boum
昼の星さえ”Boum”と鳴る
皆といっしょに彼も”Boum”と言わせる
僕たちの心は高鳴っているんだ…”Boum Boum”と…

森の風が鳴っているよ…”hou hou hou”と
雌鹿が激しく泣いている…”mê mê mê”と
食器が壊れる音は”cric crin crac”さ
濡れた足音が”flic flic flac”と
だけど…

Boum
僕たちの心が”Boum”と高鳴るとき
皆といっしょに彼も”Boum”と言わせる
鳥が”Boum”と鳴けば、嵐のざわめきさ
Boum
彼に大きな音をたてさせる稲妻
神様が”Boum”と言っているのさ
雲の中の肘掛け椅子で…

なぜなら僕の愛は稲妻より速くて
鳥よりも軽やかなミツバチのようなものだから
そしてもしそれを”Boum”と言わせて、もし神様の怒りに触れるなら
彼は驚くべき神様の姿に連れ去られていくのさ

全世界が”Boum”と鳴る
全宇宙が”Boum”を作るのさ
だって僕の心が”Boum Boum”と鳴っているのだから
Boum
僕には”Boum”としか聞こえない
それはいつだって”Boum Boum”言わせているのさ
Boum Boum Boum…と

(訳:ああ さん)

 

おまけ:

https://twitter.com/_pepper_potts/status/282004047500804096

Qもアールグレイ好きだと判明。

「あなたが1年かけてもできない事をパジャマのまま朝の1杯のアールグレイを飲む前にできますよ。」

Ok. Q likes Earl Grey, too like Tom Hiddleston 😉

maroon5 ”sweetest goodbye” 日本語訳 歌詞

maroon5の”sweetest goodbye” 切なく美しい歌詞。

2012.2.3.にツイッター上で投稿したもの。

“Sweetest Goodbye”
Where you are seems to be
As far as an eternity
Outstretched arms open hearts
And if it never ends then when do we start?
I’ll never leave you behind
Or treat you unkind
I know you understand
And with a tear in my eye
Give me the sweetest goodbye
That I ever did receive
君との距離が
永遠のように遠く感じる。
心を開いて、両腕を差し出しても
終わりがないとしたらどこから始めればいいんだろう?
僕は君を一人にしたりしないし、
つらい思いもさせない。
君もわかるはず。
僕の一粒の涙と交換に
今まで僕が受けたことのないような
やさしいさよならをして欲しい

Pushing forward and arching back
Bring me closer to heart attack
Say goodbye and just fly away
When you comeback
I have some things to say
求めてきたり、後ずさりしたり
僕の胸を締め付ける
さよならの言葉だけで飛び去っていくなんて。
君が戻ってきたら
君に言いたい事があるんだ

How does it feel to know you never have to be alone
When you get home?
There must be someplace here that only you and I could go
So I can show you how I
Dream away everyday
Try so hard to disregard
The rhythm of the rain that drops
And coincides with the beating of my heart
家に戻った時、
一人ぼっちじゃなくていいってどんな気持ちなの?
僕たち二人だけの場所があるはず。
そして君に伝えたい
僕が毎日をぼんやりと過ごし、
どれだけ必死で考えないようにしているかを。
雨の滴の奏でる音は
僕の心臓の鼓動と重なる。

I’ll never leave you behind
Or treat you unkind
I know you understand
And with a tear in my eye
Give me the sweetest goodbye
That I ever, ever, ever did receive
僕は君を一人にしないし、
つらい思いもさせない
君はわかるはず。
涙を浮かべる僕に
僕が今まで受けた事のないような
やさしいさよならをして欲しい

Pushing forward and arching back
Bring me closer to heart attack
Say goodbye and just fly away
When you comeback
I have some things to say
求めてきたり、後ずさりしたり
僕の胸を締め付ける
さよならの言葉だけで飛び去っていくなんて。
君が戻ってきたら
君に言いたい事があるんだ

How does it feel to know you never have to be alone
When you get home?
There must be someplace here that only you and I could go
So I can show you how I feel
家に戻った時、
一人ぼっちじゃなくていいってどんな気持ちなの?
僕たち二人だけの場所があるはず。
そして君に伝えたい僕がどう感じているかを