ジェフ・ゴールドブラムの探究

ディズニー+とナショジオの共同制作の番組ではジェフ・ゴールドブラムが世界を探究しますが、ここではジェフ・ゴールドブラムを探究して知った事を少しシェアしていきたいと思います。

《意外だけど、ジェフの仕事に対する真面目な姿勢》

いくつかのインタビューでジェフは医師であったお父さんから学んだ仕事に対する真摯な姿勢について話してます。

(素晴らしいキャリアをお持ちです。野心家には見えませんが、そういうものはありましたか?)

ジェフ・ゴールドブラム: 野心と言うかはわからないけど、若い頃から「なんとしても俳優を生業にしたい」、という情熱に燃えていたんだ。僕は俳優という職業の悦びに満たされていた。ただ、クレイジーな思いであったし、その先どうなるかはわからなかった。

そのまっすぐな気持ちがキャリアに繋がったかはわからないけど、ただ、医師だった父親から学んだ仕事に対する真剣な姿勢は持ち続けてきた。

今でも、毎日ピアノも練習するし、するべき仕事をこなし、役に対しての準備も入念にする。毎朝、子供達を起こす前にトレーニングもするし、朝ごはんを出したり、学校に送って行ったりもする。

どうだろう。僕は結構仕事には真面目に一生懸命取り組む。そういう物事に対する姿勢がもしかしたら、役に立ってるのかもしれないかな?わからないけどね。

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/jeff-goldblum-hugh-dennis-dawn-oporter-ben-foden/id1450650136?i=1000455697849

《『マイティ・ソー: バトルロイヤル』の役柄グランドマスターについて》

ジェフ: 何十億年も彼は生きてきて、人が行き来するのを見てきた。彼は人々を愛し、とても興味を持っている。また彼らと楽しむのが大好きだ。

スーパーパワーを持ち、不死である彼は、人がいずれは死にゆく事を知るが故にそれほど感傷的ではなく、利己的で自分の好きなようにしてるんだ。


youtu.be/R70hulxi3R8

1:05あたりからのジェフのグランドマスターについての説明。こちらまで切なくなってくる。不死である事の辛さとそれを超えた部分まで理解して演じていたんだね。

Netflix『ル・ポールのドラァグ・レース』シーズン12のエピソード9はジェフ・ゴールドブラムがゲスト。

タイカ・ワイティティ ゲスト回ルッソ兄弟の映画学校

ルッソ兄弟のフィルムスクール。

タイカ・ワイティティ氏がゲストの回を観ました。すごく興味深く面白い!

ルッソ兄弟は本当に本気でオンラインの映画学校をやってくれてるんだ、と思いました。

ルッソさんやワイティティさんのお話で特に興味深かった部分をメモしてたら長くなったので、ブログにあげることにしました。

2人は主題の映画『フラッシュ・ゴードン』について話しながら、作品のいろいろな部分を切り取りながら、構造や、2人の映画作りについても説明していきます。

ジョー・ルッソ: 『フラッシュ・ゴードン』ほど観た映画はないと思う。ビデオで発売された時、僕は宿題をしたりする時にBGMとして流したりもしてたよ。

ルッソ: 時間が限られてる中で、ここ7年くらいマーベルの映画作る際、アンソニーと僕は入念に構成を立てる事を重要視している。

まずはテーマ、数日間はテーマについて話し合う。ボードに大きく書いて、自分たちがこの映画で何を伝えたいかを明確にするんだ。

ワイティティ: 僕は映画の構成を立てるのが少し苦手だから、こうしてピザ・フィルム・スクールに参加できてよかったよ。笑

ルッソ: 君の構成は本能的だよ。ちゃんと構成はあるよ。君のどの映画にも構成がある。全部観たから僕はわかるよ。

タイカ: 映画を作る時、たいがい僕は物語の終わり方、そして始まりから考え始める。

自分が観たいもの、観たいシーン、こういうキャラクター達がこういう関わり方をするのって観たことないから観たいな、とか…そういうアイデアだけ。その先のストーリーは何も考えてなかったりもするけど、カッコいい場面を頭の中で作りあげたり、それらを別々にメモに書き出して、いろいろ動かし、流れをつけて繋げてみるんだ。最後は気持ちが良いエンディングになるようにもする。

何々についての映画を作りたい、と作り始めることはあまりなく、何かちょっとしたきっかけから始まるんだ。音楽とか、こういう衣装をつけたキャラクター、とか。

そこから発展することもあるし、そのままになることもある。

でも、5年後とかに、あ、あの5年前に考えたキャラクター、ここで使えるな、とその時に作っている映画に加えたら、完璧にフィットしたりするんだ。無駄なアイデアってないよね。

『ソー:ラグナロク』に関しては、10才の子達が観たいと思うであろうものを全て投入したんだ。カラフルで力強くエネルギーに満ちた作風、鹿の角をかぶった女性、巨大オオカミ、ゾンビの軍隊、インクレディブル・ハルク、ソー、女戦士、そして突然のジェフ・ゴールドブラム!

「こういう15の要素を投入した映画を作りたい」、と言ったら絶対却下されるよね。でも、マイティ・ソーでは完璧に調和がとれたんだ。