ラ・ラ・ランド A Lovely Night 歌詞訳

『ラ・ラ・ランド』のサウンドトラックが届いて3日。

同じデイミアン・チャゼル監督とジャスティン・ハーウィッツが音楽を担当した『セッション』も作品、音楽共に最高のクオリティでしたが、

予想通り、二人の作り出した『ラ・ラ・ランド』も最高のものになりそうです。

 

トレーラーで使用されている曲、City of StarsもAudition (The Fools Who Dream)の2曲もとても素敵ですが、

まずは A Lovely Nightの和訳から。

エマ・ストーンとライアン・ゴズリングのデュエット曲は夢のような曲です。

詩のような歌詞の中、「ポリエステルのスーツでキュートに見えるけど」と言うエマに「ウールだよ」と言い返すライアン。このおちゃめな掛け合い、ビデオを見ながら聴くと感動です。

 

A Lovely Night

セバスチャン:日はもうじき沈む

灯りがつきはじめ

銀色の輝きが海まで伸びるとき

 

恋人たちのために作られたような

こんな景色を前に

君と僕しかいないなんて

 

他の女と男なら

この最高の景色に喜ぶだろう

でも君と僕しかいない

なんの進展も望めない僕ら

あり得ないよね

君は僕のタイプじゃないし(ミア:ああそう)

キラキラ輝いても見えない

こんな素敵な夜が

まったくの無駄だね

 

ミア:何も望めない、って言うけど

はっきりさせようじゃない

言わせてもらうけど(セバスチャン:何を?)

 

ポリエステルのスーツでキュートに見えるけど(S:ウールだよ)

確かにあなたに全く魅力は感じないわ

きっとヒールを履いてないような誰かや

ロマンスを望んでる女の子には魅惑的かもしれないけど

私は何も感じないわ (S:ああ、そうか)

何も感じない以上に何も感じないわ (S:よかった、同意見だ)

そうよ

二人:素敵な夜がまったくの無駄

 

Ryan: The sun is nearly gone

The lights are turning on

A silver shine that stretches to the sea

We stumbled on a view

Thats tailored made for two

What a shame to our you and me

 

Some other girl and guy

Would love this worldly sky

But theres only you and i

And we’ve got no shot

This could never be

You’re not the type for me (Really)

And not a spark in sight

What a, waste of a lovely night

Emma: You say theres nothing here

Well lets make something clear

I think I’ll be the one to make that call (What’s your call)

And though you look so cute

In polyester suit (its wool)

You’re right I’d never fall with you at all

And maybe this appeals

To someone who’s not in heels

Or to any girl who feels

Theres some chance for romance

But I’m frankly feeling nothing (is that so)

Or it could be less than nothing (good to know so you agree)

Thats right

Both: What a waste of a lovely night

 

こちらの記事も

『ラ・ラ・ランド』のエンディングに関してデイミアン・チャゼル監督が語る

 

ラ・ラ・ランド A Lovely Night 歌詞訳」への3件のフィードバック

  1. 樹木希林 より:

    ひどい和訳ですね。関係詞のwhoを誰かなんて訳すとは…

    • pepper より:

      コメントありがとうございました。
      勘違いされていらっしゃるようですが、
      “誰か”と訳してる部分は関係詞の”who”でなく”someone”の方です。
      “someone who’s not in heels ”
      “ヒールを履いてない誰か”
      となります。
      私は元々の言葉をできるだけ残す訳し方をするのが好きなので、歌として見た場合、あまり良い和訳とは言えません。
      その点、映画の中では “おしゃれしてない娘”と訳されていたので、流石だなと思いました。

      ちなみに、あの場面でヒールを脱いでタップシューズに履き替えるミアは正に”ヒールを履いてない誰か”になってるので、そういうちょっとした事に気が付けるのも元の言葉に沿って訳すと楽しめる点でもあります。

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